月別アーカイブ: 2015年6月

[骨の妙味 40]

とうとう40回目になりました。
今回は”苦労した手・よく働いた手”についてお話ししようと思います。
指の関節が極端に太くなったり曲がってしまった手、あるいはコブシを握れないほど指全体が腫れぼったくなってしまった手を、”苦労した手”とか”よく働いた手”なんて言いますでしょ。
わりと女性にも多く、そんな手を見るたびに細くスラッとした指に戻してあげたくなります。
技術的にはそれほど難しいことではないんですが、時間がかかるんです。なのでコツをつかみ、ご自分でゆるめればいいです。
テレビを観ている時間とか、お風呂の中でとか、根気よく毎日ゆるめてあげれば、よっぽど酷い状態じゃない限りほっそりスリムな指に戻るはずです。

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「整体教室in福井県鯖江市」

メガネの街、鯖江市です。
人口が増えている地方都市、鯖江市です。
空が広くて住宅街の路地も広くて市民の心も広い鯖江市です。
福井教室の会場は、福井市のお隣り鯖江市に決まりました。

春の選抜高校野球大会で福井県の敦賀気比高校が、春夏を通じて北陸勢初の全国制覇を成し遂げたのは4月1日。
“福井”の数霊も「41」になるため、今年は福井県で整体教室を開催したいと思っていました。
“主婦のための家族にしてあげられる整体教室”、北陸初開催です。
今までは富山や福井からわざわざ岐阜や名古屋の教室まで通っていただいてましたが、やっと鯖江市に会場が決まりました。

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「整体教室in岐阜」

最近はヘッドセラピーやヘッドマッサージが増えているのようですね。
それは数年前から予想されていたことで、当然といえば当然。現代人にはものすごく必要なことです。
しかし、専門家による手技・手法は誰でもがすぐに真似できるものではないため、近い効果が確実に得られ、しかも施術する側にはほとんど肉体的疲労がない方法をお伝えしますので、ぜひ学んでみてください。

教室で”頭の1番”と呼んでいる頭部第1調律点を押さえることで神経の高ぶりが鎮まり、身体中のカユミがおさまることもありますし、落ち着きが出てくる場合もあります。
もちろんそれは”絶対”ではありませんが、お子さんの症状をお母さんやご家族が和らげてあげられる可能性は充分にありますので、興味をお持ちでしたらぜひご参加ください。

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「遷都信濃国 vol.23」

長野市の市立博物館で古墳を専門に研究されてる学芸員氏にボクは、閉館時間を過ぎても質問し続けていました。(迷惑な奴だ!)
そして最後にこんなことを聞いてみたんです。
「考古学の見地からですと、諏訪のタケミナカタはどのように考えていらっしゃいますか?」
「…………タケミナカタ?」
「はい、諏訪大社の御祭神です。いついつの時代の人ではなかろうかとか、神話に出てくるタケミナカタのモデルは諏訪の誰それではないかとか」

それまで熱心に話してくださっていた学芸員氏が急に冷めた目でボクを見て、あきれた顔でこう言いました。
「そんな人はいません」

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「遷都信濃国 vol.22」

“信州信濃のソバよりも、
あたしゃあなたのソバがいい”
この名言、タケミナカタが安曇野から戸隠にかけてを旅した際に残し、その数百年後に今度は天武天皇が飛鳥浄御原律令の制定時に引用したため現在まで受け継がれてる…………わけがないのでそんな話を信じてはいけませんが信州はソバが美味しいです。

信濃国の大国主タケミナカタは出雲での名を御穂須須美(ミホススミ)と申しまして、”御穂”は”美保”と同じに考えられています。美保神社の美保であり、美保関町の美保です。
2008年8月26日、諏訪大社の前宮で大がかりな神事をしたときのこと、祭壇に諏訪と出雲のススキが必要だったので、島根県の美保関町までススキの穂を採りに行きました。
神事の数日前、わざわざ名古屋から美保神社が鎮座する美保関町まで片道500㎞の道のりを夜中に走って。

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[骨の妙味 39]

最近ではストレスや眠りの質の悪さによる頭蓋骨表面のブヨブヨが、10代20代の若い人にも増えてきています。
骨の歪みや骨の相は…………人相や手相でその人を判断したり未来を占ったりするように、骨にも相がありまして、”骨相”と言います…………それが相当に悪い状態でなければその人の個性になるわけで、歪みがあるからといっても決して悪いことばかりではありません。

ですが頭蓋骨表面のブヨブヨについては、硬いモノに頭をぶつけたとき衝撃がブヨブヨに吸収されて痛みが和らぐかもしれないこと以外にいいことなど何もなく、絶対に消してあげるべきですし、放っておくと将来的に大きな問題が出てくるでしょう。
いや、すでに大きな問題があるからブヨブヨになるわけで、そいつは小籠包で散らします。

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[骨の妙味 38]

フチ・ヘリの続きです。
仙骨のフチは当然ながら、お尻の横側からしか触れません。
ではどこで触るかなんですが、手は使わずにカカトをフル活用します。
相手をうつ伏せで寝せ、ゆるめる仙骨側のヒザを曲げて外側に倒し…………無理だ、言葉だけでは説明できない。
5級クラスで習うお尻の筋肉のゆるめ方がそれなんですが、相手の仙骨を横側から蹴り出すような感じでカカトをゆっくり押しつけます。けっして蹴ってはいけません。ゆっくりジワーッと押しつけるんです。

それで押しつけたまま少しずつ移動させるんですが、カカトで押さえるのがむつかしければ手でゲンコツをつくり、仙骨のフチに押しあてても大丈夫です。このとき指で直接触ることはやめてください。疲れすぎますので。

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「遷都信濃国 vol.21」

諏訪はナゾが多く、いや諏訪もナゾが多く、古事記に書かれているようなタケミナカタが追われて逃げてきたのが「諏訪」で、やっと諏訪の歴史が始まったように考えるのは、それまでの諏訪や信濃国の歴史に対する冒涜でしょう。
そもそもタケミナカタがタケミカヅチ(まぎらわしい名前だ。わざと混乱をまねくために創作された名前としか思えない)とやらに追われて逃げた”負け犬”ならば、島津藩が戦(いくさ)の守護神にタケミナカタを選ぶわけがなかろうに、マカローニ、そうだろうに。
現在でも鹿児島には南方(ミナミカタ・ミナンカタ)神社がいくつかあり、諏訪のタケミナカタが祀られています。
ということは、知っていたんでしょうね、明治以前は、諏訪の力の偉大さを。

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「舩井フォーラム2015」

あれっ、どうして”舩井”なんでしょう。会社名は”船井”なのに。まぁいいや。

10月17日の話ですからずいぶんと先になります。
基本的にはお断りしているイベント参加ですが、高知県のアースキーパー水晶ピーちゃんのパパからの依頼であり、しかも52歳の誕生日の記念講演にしますとも言われ、地球暦の杉山開知さんも出演されるので参加させていただきます。

「舩井フォーラム2015」の案内はこんな感じで紹介されているはずです。
内容は数霊の基礎講座ですので、初めての人向けになります。
すぐ後にお話しされる地球暦の杉山開知さんも続けて参加していただければ、より楽しくなると思いますし、開知ソングの”二十四節季のうた”なんかも聴けるかもしれません。

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[骨の妙味 37]

骨のフチ(縁)のお話です。「縁」はヘリとも読みますので、フチ・ヘリ、どちらでもいいです。
とはいっても背骨の話ではなく、かといって腕や足の長ーい骨でもなく、フチ・へりがある平ぺったい部分を持つ骨です。
ということは肩甲骨・仙骨・腸骨・胸骨・頭蓋骨などがそれになります。
これらの骨のフチが………おにぎりせんべいを食べるとき、フチを持ちますでしょ。
ポテトチップスでも同じで、親指と人差し指でフチを持ちますよね。そのフチの部分がけっこうポイントなんです。
肩甲骨は肩こりや背中の張り、仙骨は腰痛や腰の重み、腸骨は部分によって腎臓のハタラキなど、胸骨上端のフチはノド関係全般、頭蓋骨については眼球がはまっている穴、その穴を「眼窩(がんか)」といいますが、眼窩のフチは目の疲れ、ついでに頭蓋骨の頬骨(きょうこつ)部分のフチ。

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