月別アーカイブ: 2016年10月

「小宮御柱祭り 総論~so long~」

この1年半で諏訪地方を訪れること30数回、うち13回が御柱祭り関連でした。残す小宮御柱はあと1回(岡谷市出早地区)のみ。
これまで曳かせていただいた御柱の総数は10本になりました。
・諏訪大社、本宮二之御柱
・諏訪大社、秋宮二之御柱
・茅野市玉川、山田地区の壺井八幡神社一之御柱
・茅野市玉川、小泉地区の小泉諏訪神社一之御柱
・茅野市湖東、中村地区の大星神社一之御柱
・諏訪市上諏訪、茶臼山の手長神社一之御柱
・茅野市玉川、中沢地区の多留姫神社一之御柱
・岡谷市川岸、川岸上の熊野神社二之御柱
・富士見町落合、上蔦木地区の十五社大明神一之御柱
・諏訪郡下諏訪町、東山田地区の熊野神社一之御柱

4月、諏訪大社の御柱大祭で山出しが始まったころは御柱に近寄ることさえ難しくて…………

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「小宮御柱祭り 第8弾」

下諏訪町東山田地区にある熊野神社の小宮御柱に総勢22人で参加させていただきました。
この熊野神社は和田峠(日本でもっとも美しい黒曜石が採れる峠)の守護神でもあります。
ルパン三世笠原大総代が棲まう岡谷市川岸の熊野神社(小宮御柱祭り 第6弾)は旧中仙道の小野峠(三沢峠)を守護する神なので、熊野神社は峠を護るハタラキがあるようですね。

さて、北は仙台、東は宇都宮や神奈川、西は大阪、南は熊本からの参加者をお連れしたところ、まぁ大総代の林さんも区長の高木さんも曳行長さんも役員さんも氏子さんも受け入れ準備が完璧でして、これほど歓迎していただけるとは思ってもみませんでしたので、参加者一同大感激でした。
下諏訪町東山田地区熊野神社の氏子の皆様、あたたかいお心遣い本当にありがとうございました。

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「小宮御柱祭り 第7弾」

今回は富士見町落合の上蔦木(かみつたき)地区にある十五社大明神(十五社神社)の小宮御柱祭りに来ました。
十五社神社の御祭神はタケミナカタと妻神のヤサカトメ、そして13柱の御子ということですが、この13柱が調べてみるとけっこうややこしいので「諏訪古事記」で取り上げることにして、御柱です。
富士見町の中で落合・本郷・境の三地区は諏訪大社の御柱大祭で本宮三之御柱を曳き建てていますが、今までほとんどと言っていいほど縁がありませんでした。
ですから6年後の御柱大祭に向けてのご縁作りも兼ねて今回はここを選んだわけですが、この集落はほぼ山梨県で、1、5㎞先は北杜市白州町なのでワインの香りが漂ってきそう…………なわけないか。

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「小宮御柱祭り 第6弾」

岡谷市川岸の三沢熊野神社です。祀られているのは熊野三社ですけども、地元の長老から手に入れた資料によれば、ここはアイヌの遺跡だったらしく、出土品からもそれは証明されているとあります。
だったらその出土品とは何なのかを追求したところ、さらなる資料をいただくことができましたが、それについては「諏訪古事記」で触れることにして、ここは諏訪大社のルパン三世笠原建二大総代の地区。もう偉いんだか変態なんだか判らないですけど、笠原さんの木遣りは素晴らしかったです。
それに下社(春宮・秋宮)エリアなのに皆さんとても品があり、これも大総代笠原さんのお力かと思いきや、その大総代が一番…………

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「小宮御柱祭り 第5弾」

第5弾は多留姫神社です。
茅野市玉川地区の静かな川沿いにある社で、御祭神は多留姫(タルヒメ)神。諏訪明神の御子ということになっていますが、諏訪明神がタケミナカタなのかについては止めにして、お供えの御神酒は岐阜県恵那郡岩村の「女城主」にしました。次の大河ドラマが女城主になると聞きましたのでちょうどいいかも。
やっぱり上社(前宮・本宮)エリアの氏子さんは上品でした。それに何人かがボクの参加をご存じで、公民館の倉庫に眠る古い資料を見せてくださるのだとか。ありがたい話です。

この地区は小宮御柱祭り第1弾で参加させていただいた壷井八幡神社の隣りのエリアで、やっぱり八ヶ岳の麓の村はアットホームなのんびり感が漂っていました。漂っていいましたが…………

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「佐々木ファーム”大地の学校”」のお知らせ

映画「大地の花咲き」の舞台になった佐々木ファームのありがとう農法”大地の学校”が名古屋でも開催されることになりました。
4歳だった大地君が突然に、それはあまりにも突然に旅立ってしまい途方に暮れる日々が続く中で、生きる希望を見いだすことができたのがありがとう農法です。
「弥栄三次元」にも登場していただいてる村上さんご夫妻には洞爺のご自宅に何度も泊めていただき、たくさんお話を伺いました。
そして今では月に2回、洞爺の大地で育った野菜が我が家に届けられています。もちろんありがとう農法で育てられた野菜です。
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