「天の時、地の利、人の和」

オリンピックについては黙ってるつもりでしたが、あまりにも質問が多いので、ほんの少しだけ。

オリンピックのエンブレムはなかなか素晴らしい案がたくさん出ていますね。
プロによる完成されすぎたデザインは、恒久的な建造物(美術館や博物館など)や組織・企業のトレードマークとしては相応しいと思いますけど、オリンピックとなると国民全体が理解しやすく親しみやすい方がいいかもしれませんね。

さて、メインスタジアムの存在は大会の空間的な中心点であり、物理的な象徴です。
また、エンブレムというのは大会後も永きに渡ってそれを表す時間的な象徴であり、精神的な象徴にもなります。
それらを揃って白紙撤回しなければならない状況になるとは、
「天の時、地の利、人の和」
が整ってない証拠でしょう。
国番号「81(=光)」番の国家日本国は今、オリンピックを開催する資格を有してないのではないでしょうか?
そもそもブエノスアイレスでのプレゼンテーションで安倍氏は
「福島の汚染水は完全にコントロール下にある」
などとうそぶき、世界中を騙して勝ち取った開催なので、ケチが付くのも当たり前でしょう。
「お・も・て・な・し」どころじゃありませんよ。
「ろ・く・で・な・し」の「ひ・と・で・な・し」です。

白紙撤回が「天の時、地の利、人の和」を整えるための意識転換になるか、大会自体を白紙撤回しなければならない状況になるか、政府にとって正念場ですね。