「愛しき羊蹄山と佐々木ファーム」

何年ぶりでしょう、美しき羊蹄山の麓に立ったのは。そして懐かしき村上家。
2月23日は久しぶりの洞爺で「宇宙と素粒子」のお話し会がありました。
羊蹄山と洞爺湖と、2008年にサミットがおこなわれたウインザーホテルに囲まれたこの家は、映画「幸せのパン」の舞台にもなっていますし、「大地の花咲き」は村上さんが代表をされる佐々木ファームの映画です。

佐々木ファームの野菜は大地の微生物(好気性菌や嫌気性菌、放線菌や糸状菌など)と会話しつつ育てられているので、雪が降りだす前の11月に収穫したキャベツや白菜が今でも新鮮でみずみずしく生き続けていました。美味しそう。
それで早速、野菜を2週間ごとに送ってもらう1年間コースをお願いしました。

佐々木ファームや村上家は映画だけでなくミュージカルにもなっていて3月か4月に東京で再演されますし、村上さんたちが苦労して確立した農法は本にもなり、今年の秋にサンマーク出版から発売される予定です。

久しぶりに洞爺を訪れて気付いたんですが、佐々木ファームの前を走る国道230号線は遥か先まで直線が続き、その先には羊蹄山とルスツ山がそびえています。
その景色がトルコの大アララト山と小アララト山が並ぶ麓の村にそっくりで、デニスちゃん(「遷都高天原」に登場する地元の女の子)を思い出しました。デニスちゃんは元気にしているでしょうか。
写真1:朝日を浴びる村上家
写真2:佐々木ファームの畑の向こうにそびえる、大アララト山と小アララト山のよな羊蹄山とルスツ山
写真3:村上家の目の前にある洞爺湖

村上家から南には山の上にウインザーホテルが誇らしげに建っているんですが、テナントに京都吉兆が入っていまして、もちろん吉兆でも佐々木ファームの野菜が使われています。
サミット時の副料理長は今や料理長として活躍されていて、その料理長が若手の有望株青年を連れてお話し会に参加してくださったので、翌日のお昼は吉兆でフルコースをいただくことになりました。
まだ37歳という若さで吉兆の料理長なんだからスゴい!
で、お味はって?
吉兆のフルコースなんだから美味しいに決まってますけども、美味しすぎていちいち笑えるのには困りました。
写真4:サミットの会場になったウインザーホテル
写真5:ウインザーホテルのロビーから眺める洞爺湖

2016/ 2/26 18:58

2016/ 2/26 18:58

2016/ 2/26 18:59

2016/ 2/26 18:59

2016/ 2/26 18:59