信州二之宮 小野神社 “遷座祭”

健太と言納の数霊シリーズの次作「諏訪古事記」は原稿用紙370枚(全体の55%程度)まで書いたんですけど、内容に納得できず1枚目から書き直してまして、やっと186枚まできました。完成まではあと500枚弱。

信州二之宮小野神社で1月の綱縒り祭、3月の山出しに引き続き、4月22日は遷座祭に参加してまいりました。寒かったです。
夕方6時30分になると境内に薪で組まれた「牛たいまつ」に火が点けられ、向かい合った牛が炎に包まれました。
遷座祭は拝殿の奥ですべての電気を消しておこなうので何も見えませんが、御神体はどうやら鏡(銅鏡)であろうとのことです。
宮司さんも御神体が入った箱を開けたことがないそうで、箱の大きさや重さ、揺すったときの音から予想するに銅鏡らしいということしか判ってないようでした。

5月3~5日はいよいよ里曳きで、3日は一之御柱を、4日は二之御柱を曳く予定でいます。
小野神社と隣接する弥彦神社でも同じ日に里曳きがおこなわれるんですが、一之御柱と四之御柱を建てる責任者氏が、人が足りないので曳きに来てくれとおっしゃってました。
諏訪大社は氏子と氏子の親類縁者以外は入りにくいですが、小野神社・弥彦神社の里曳きは観光客もウェルカムですので、参加してみてはいかがでしょう。特に二之御柱の曳き子が足りないとか。
小野神社も弥彦神社も、オンバシラは諏訪大社よりも少し細いですが、長さは同じ巨木です。

写真1:境内に組まれた点火前の「牛たいまつ」。向かい合った牛の姿をしています。

写真2:点火後の「牛たいまつ」。気温が6度で風も冷たかったのが、これで急に暖かくなりました。

写真3:小さな集落なのに長持ちが8台も登場。里曳きでは村中を練り歩くのでしょう。

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