因幡の国のオンバシラ

諏訪地方を中心として長野県内のでオンバシラを建てる神社は約300社?ほどあり、小さな祠も含めると1000社近くになるのではと考えられています。
長野県以外では唯一、鳥取県の智頭町に鎮座する諏訪神社のみでして、一度は訪れてみたいと思ってました。
で、3月18日に鳥取で数霊セミナー&ワークがありまして、なんと主催者さんがその諏訪神社の氏子さんだったんです。マジっすか!

智頭町は山あいにたたずむ静かな町で、旧道沿いに風情ある民家が建ち並び、造り酒屋へ寄ってみれば「諏訪泉」なる銘柄の日本酒があったので買わないわけにはいかないではありませんか。

重要文化財になっているお屋敷の脇に鳥居があり、坂道を登って行くとありましたありました。四方にオンバシラが建つお社が。

オンバシラをよーく見ると諏訪地方とは違い、一之御柱から四之御柱まで同じ長さ同じ太さで、これはそれぞれのオンバシラを担当する地区がケンカしないようにするためだとのことでした。

諏訪地方ではモミの木を、塩尻市の小野神社や上田市の生島足島神社では赤松をオンバシラにしますが、ここでは杉の木が建ててありました。
オンバシラの裏側も地面を引きずった痕がなく、なんでだろうと思っていたら、この諏訪神社ではオンバシラを氏子さんが担いで境内まで運ぶらしく、だからピッカピカなのか。

次のオンバシラ祭りは2022年の4月。
諏訪大社でも”山出し”がおこなわれるのと同じ時期ですね。
行けるかなあ?