蓑笠翁(みのかさのおきな)

数霊の話題が出てこないのに、けっこう見てる人がいらっしゃるんですね。
雪山の写真への感想をたくさんいただきましたので、柳宗元(りゅうそうげん)の漢詩を最後の行だけ勝手に3文字変えました。
タイトル「江雪(こうせつ)」の”江”は漢語で南方の川を表しますので、矛盾する内容になってしまいますが、それを糺すほどの知識と能力がないのでご勘弁ください。

江雪

千 山 鳥 飛 絶
万 径 人 蹤 滅
孤 舟 蓑 笠 翁
独 鎮 白 馬 雪

千山(せんざん)鳥飛ぶことを絶え
万径(ばんけい)人蹤(じんしょう)滅す
孤舟(こしゅう)蓑笠(さりゅう)の翁(おう)
独り白馬の雪に鎮まる

一面に雪が降る。
千の山々から鳥の姿は消えた。
万の小道からも人の姿は絶えた。
ぽつんとただ独り蓑笠の老人が、雪の降る白馬で心を鎮めている。

蓑笠の老人とは、もちろんボクのことです。
けど、舟から白馬の雪景色を眺めていたわけではないので、やっぱりインチキくさいですね。
もう少し他を探してみます。