[骨の妙味 26]

この世界では当たり前の話なんですが、手のひらから”気”が出てるからこそ”手当て”と言いますでしょ。
以前、手のひらから出ている”気”は9、56ミクロン遠赤外線と思われていた時代がありました。
科学技術は進み、手のひらから出る何かを科学的に分析してみたところ、遠赤外線に似かよった、しかし遠赤外線とは異なる何かだと判りました。
“手当て”って、ある意味では薬を飲んだり手術するよりも優れた医療行為で、しかもタダだし、学校へ行く必要もないし。

その手当てにほんの少しの”握り”技術が加わると、手首の腱鞘(けんしょう)炎や足首の捻挫、膝の痛みなどにかなり効果的なスーパー手当てが可能になります。

5級コースで一番最初に習う、自分の手首をゆるめる方法はそのままが腱鞘炎の治し方ですし、足首の捻挫は左足首の場合スーパー手当てをしておけば(女性は)不妊や子宮筋腫などを回避できることがあるかもしれません。
右足首は食欲を調整する働きがあるそうですが、個人的には経験不足のためよく判っていません。

5級コースで最初に習う手首のゆるめ方(腱鞘炎治し)は西洋医学が不得意とするところなので、ジャンジャン活用してください。
お医者さんは「あまり手を使わないように」とか「手術しないと治りません」って言うからね。
“治らない”んじゃなくて”治せない”だけなの。

スーパー手当てよりもさらに技術と経験が必要ですが、子宮癌の女性の左足首をウルトラスーパー手当てで徹底的にゆるめたところ、本人曰く「お腹のあたりの体温が上がり、出血も止まって身体全体が楽になってきた」とのことです。

膝についてもスーパー手当てで痛みを和らげることはそれほど難しくなく、4級コースのメニューになってしまいますが、手術しなくてもヘッチャラじゃん手当てを習得すると非常に面白いです。
ただし、膝の裏側の痛みの場合は臓器の影響があるでしょうし、あるいは痛みが膝(の内側や前側)に出ていても実は足首に問題があり、足首が固まっているため膝に余計な負担がかかって痛みが発生してる場合もあります。
それを見抜くことができれば、あとは足首にスーパー手当てをすればよろしいわけです。

ウルトラスーパー手当てで一番面白いのはやはり足首でして、左右の足首をそれぞれ片手で握り、足首から上は膝方向に押し上げ、足首から下は踵(かかと)方向へ押す下げる技がありましす。
オリジナルなんですが、この技がなかなか面白くて大好きです。
けっこう力が必要なので女性には教えてませんけど、ウルトラスーパー手当てスペシャルの称号を得ていますので、4級コースで試してみましょうか。
まぁでも、あまり力は使わないでください。
誰かに肩甲骨をゆるめてもらわないといけなくなりますので。

さて、話を最初に戻しまして、技術がなくても”手当て”は確実に効果があります。
特に小さなお子さんへのお母さんの手当ては、最上級の愛の振動で伝わるため、いろんな場面でたくさん手当てをしてあげてください。
技術がなくても愛がある手当ては、決してスーパー手当てに劣るものではないと思います。