「遷都信濃国 vol.1」

「遷都高天原」を今さらながらですが、天武天皇に捧げます。天武天皇はいらないでしょうけども。

現在の長野県松本市、浅間(あさま)温泉界隈への遷都を望みつつ、果たせぬまま想いを断たれた天武天皇。
なぜ天武天皇が信濃の国に遷都しようとしていたのか、今のところ真相は謎のままですが、研究家の見解あれこれにプラスして、現代人の一般的歴史観からは読み取れないであろう呪術的側面を織り交ぜて真相に迫ってまいりたいと思います。

「弥栄三次元」では2008年8月26日に、イスラエル~エジプト上空にあった異次元への出入り口であるポータルが、諏訪を中心とした信州(長野県)上空に移る”光の遷都”がありました。
※”信州”は”信濃”の別称。

また、新刊「遷都高天原」では2012~14年にかけて、神々の高天原がトルコのタガーマハランから信州戸隠へと遷都しております。
※「遷都高天原」では、スーパーカミオカンデがある奥飛騨の神岡へも遷都するダブル遷都ですが、今回は素粒子を持ち出しませんので、戸隠のみを取り上げることになりそうです、今のところは。

百済の血筋天智天皇と新羅の血筋天武天皇について、あるいは672年の”壬申(じんしん)の乱”についてを語り出すとキリがありませんが、天武天皇の遷都信濃国に焦点を合わせ、いろいろと想像しつつ物語を創造してみるつもりです。
さて、どうなることでしょう?

まずは諏訪ですが、かつて諏訪のタケミナカタ神が”南宮さん”と呼ばれていたことがありまして、武田信玄が「諏訪南宮法従大明神」ののぼり旗をかかげたことが始まりではなかろうかと、諏訪大社の社務所で説明を受けました。
この”南宮”とは美濃の国の一ノ宮「南宮大社」のことなのでしょうか?
南宮大社の御祭神は金山彦、製鉄集団です。

続く。