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整体教室・セミナー・イベント一覧

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【整体教室】

整体練習会 in 白馬村(の近く) 2024/6/30、7/1 NEW


【セミナー・イベント】


お申し込みは上記該当ページよりお願いいたします。

イベントにお越し下さる方または参加申込みいただいた方、イベントでご修学・ご交流をお楽しみいただけますよう心よりお祈り申し上げます。

数霊屋総本家 管理人

日々是白馬村 part 47

文体を以前のものに戻すことにしまして、降りました。そして積もりました。
昨シーズンの12月は雪が降らなくて嘆いていましたが、今シーズンは12月に入る前から降り始めてスキー場は麓まで真っ白に。
アパートの駐車場も白く染まったのでミステリーサークルを作ってやろうと試みたんですが、麦畑と違って雪は足跡が残ってしまうためミステリー遊歩道に変更して遊んでました。楽しかったです(写真 1)。

この写真はシーズン始めの気温が高い時期なので可能だったんですが、現在は新雪が積もってもその下はガリガリに凍った雪が這いつくばっているので残念ながらこんなことはできません。
12月も中旬になると雪はシンシンと静かに降り積るのではなく、パンダのシンシンとも関係なく毎日が吹雪でハチは散歩に出るたび雪まみれになっていました(写真 2)。

昨シーズンと今シーズンでスキー場の積雪状況を比べてみると、松本方面から来て白馬地区最初の白馬さのさかスキー場は昨年のお正月は積雪が10センチ。一番奥の白馬コルチナスキー場でも100センチでした。
これはスキー場のもっとも高い位置の圧雪してない状態での積雪なので、圧雪すればほんのわずかになってしまいます。それでは滑れない。
さのさかスキー場なんて麓に近いゲレンデは積雪0センチで茶色かったです。1月7日ごろまでは。
それが今シーズンのお正月はさのさかスキー場が240センチ。コルチナスキー場は340センチまで積もり、おめでとうございます。
こんな調子なので年末年始は麓の住民も毎日雪かきに追われ、ボクも朝昼晩3回の雪かきで汗だくになる日々でした。
白馬村は雪国ですが豪雪地帯ではありません。なのでちょっと降り過ぎなんじゃないのかいと呆れていたんですが、青森のニュースを見て反省。青森と比べたら白馬村なんて大したことございません。多少の苦労はあってもフツーに生活できてますから。

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日々是白馬村 part 46

12月20日(金)、久しぶりにアルプスが麗しき姿を披露してくれた。
10日(火)に晴れて以降は来る日も来る日も雪雲がアルプスの頂を覆い隠しており、白光に輝くその姿を拝せぬまま日々を送っていた。
なので今朝、カーテンの隙間から夜明け前の暗闇にうっすらと浮かび上がる白馬三山の美肌を目にした瞬間は呼吸が止まるほど驚いてしまった。
外気温は-12.1度。放射冷却によりこの冬一番の冷え込みだが、そんなことはどうでもよろしい。
さっさと準備を整えるとハチを抱きかかえて部屋を飛び出した。

新雪をラッセルしながらあぜ道に侵入して日の出を待つこと15分。しかしこの日もアルプスは赤く染まることなく夜は明けてしまった。どうして今年はモルゲンロートの鮮やかな夜明けが見られないのか。
地元の人はそんなことに関心がないので誰に聞いても判らない。同じアパートに白馬高校で特進クラスを受け持つ理系の先生がいるので次に会ったら質問してみる。

9時を過ぎたころ、まばゆい雪晴れに誘われて再びハチと散歩に出た。
外気温は-8度ぐらいだろうけど風はないしお陽さま照ってポッカポカ。雪の反射もあり陽を直接受けるとダウンジャケットが暑い。着てこなけりゃ良かった。
半袖で歩いているオーストラリア人がいて陽気に
「ハーイ、こんにちは」って。
「はい、こんにちは。良いお天気ですこと」

ダウンジャケットが必要なくても雪眼鏡は必需品で、色眼鏡とも言う。要はサングラスのことだが、これを掛けてないと本当に目が見えなくなるし、昨シーズンは2回なった。

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日々是白馬村 part 45

今回は文体を変えてみる。変えたい気分なのだ。

白馬村には食料品スーパーが3店舗あり、どこも商品が充実しているのでありがたい。
イオン系列のビックで狙うのは刺身コーナーに並ぶ、切り身で出た切れ端ばかりを詰め込んだパック。マグロにサーモン、ハマチ、ブリ等の寄せ集めだ。1日に1~2パックしか出ないこの切れ端パックが安い。
朝一番に行ってもまだ無い。昼過ぎに行くともう無い。11時ごろが狙い目だ。
最近値上がりした切れ端パックだが先日は超特盛りで358円だった。358。一部の人種が喜ぶ数字だがボクは数に優劣をつけない。
その日の特盛りパックはとてもじゃないけど一度に食べきれる量ではなく、2日分の酒のつまみにする。半分で179円。居酒屋へ行けばこうはいかないだろう。けどちょっと飽きてきた。
アパートから南へ2㎞のビック(写真 1)。

A・コープ(農協)の入り口には野菜の生産者直売コーナーがあり、ここが激安なのだ。
店内では小さなパックのインゲン豆が197円ぐらい。直売コーナーだと店内パックの3~4倍ぐらいがビニール袋に詰められていて130円。ナゼそれが許されるのか。食べきるのに苦労した。
プチトマトも店内だと小さなケースに少量入って350円ぐらいなのに、直売コーナーだとその2倍以上入った袋が200円。ウソではない。ちょうどその日は神戸から由紀姉たち三女神が遊びに来てたので一緒に行った。ウソだと民事に提訴されたら証言してもらう。

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日々是白馬村 part 44

久しぶりに、本当に久しぶりに青鬼(あおに)地区へ行きました。移住してからは初めてですが、それどころかひょっとしたら30年ぶりぐらいになるかもしれず、最後に行ったのがいつなのかは記憶にございません。
青鬼地区は白馬村の中でもっとも人里離れた集落で、アパートからだと10分ぐらい細い山道を登った先にあります。徒歩ではなく車でですよ。
何度か申し上げましたが白馬村は東京都八王子市より少し広いだけでほぼ同じ面積です。小さな小さな狛江市と比べると白馬村は約30倍近くあります。けど狛江市の人口は白馬村の約10倍なので、人口密度は300倍ってことか。
ということは白馬村の村民1人あたりの専有面積に対して狛江市は300人いることになり、何と申しましょうか、にぎやかですね。

それで晴れた朝、モルゲンロートで赤く染まるアルプスの日の出を青鬼地区まで見に行ったんですが、夜明け前に霧が発生して何も見えなくなってしましました。
けどモヤに包まれた青鬼集落は幻想的でもあり、こんな雰囲気でした(写真 1)。

なかなかの雰囲気が漂ってますでしょ。推理小説の舞台になりそうな。
火曜サスペンス劇場の場合だと、タイトルは今ならさしずめ「IT企業のOLが消えた 霧にけむる信濃の隠された集落 スマホに残された謎の数字とは」みたいになるんでしょうけど、そのような事件が起きたとは聞いてません。

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日々是白馬村 part 43

白馬連峰がやっと雪化粧をしてくれて、待ちに待ったこの日がついに訪れました。
昨年の初冠雪は10月5日。富士山も同じでした。それが今年は1ヵ月遅れて11月6日になり、またしても富士山と同じ日になりました。めでたしめでたし。
なにが?
さぁ判らん。

昨日(7日)まで曇っていたんですが今朝(8日)は快晴で、最低気温はマイナス2.6度。今シーズン初の冬日です。
車のフロントガラスはガチガチに凍っていたのであきらめて、ハチを抱きかかえたまま白馬駅の裏まで走りました。じゃないと日の出に間に合わない。
走ったといってもアパートから駅裏までは約1㎞だけですけど。

雪が2週間ほど早く降ってくれたら山頂付近が白く中腹は紅葉の赤、麓は緑の三段紅葉が見られたんですがまぁ仕方ない。今シーズン初めての雪山の夜明けです(写真 1)。

話は変わりますが10月30日~11月3日まで名古屋へ行ってました。移住してからは初の名古屋です。
健太の披露宴に出席するためなんですが、ここぞとばかりに白馬や大町にはない店へ行き、ユニクロでは極暖や超極暖のシャツ、ホームセンターではハチに必要なペット関連商品、そして最優先で行ったのは大型書店。山に関する文庫本を大量に買い込みました。
ボクはかなり本を読みますが、文庫本だけで2万4千円を超えたのは初めてかもしれない(写真 2)。

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日々是白馬村 part 42

10月21日は早朝の最低気温が2.2度。
夜明け前、カーテンを開けたら薄暗がりの中で西の空に北アルプスの姿がくっきりと浮かんでいました。
東の空を確認すると雲はなし。北アルプスに雲がかかってなくても東の空が雲に覆われていると太陽からの陽射しが遮られて山が赤く染まる美しい景色は見られません。
それに今朝は姫川の朝霧も発生してないので絶好の夜明けモーニングショー日和になりそうです。朝霧が出ると周辺が霧に包まれて山が見えなくなってしまいますが、今朝はすべてが整いました。
急いで着替えを済ませるとハチを車に乗せ、3分ほど山を登った野平(のだいら)地区へ向かいました。
このあたりも熊が出没するんですが、熊除けの鈴を鳴らしなつつハチを抱きかかえたまま絶景ポイントを目指して草ムラへ突入。靴もジーンズの裾も露でビショビショになったけどモーニングショーの特等席を確保するためなのでその程度は仕方ありません。
7月8月は頻繁に熊出没情報メールが役場から来ていたんですが、9月後半ごろからはほとんど目撃されていないので大丈夫なことにします。
それでこの日のモーニングショーはモルゲンロートで赤く染まる白馬の山々が神々しく輝きました。空の小さな黒い点はカラスかトンビです。
左(南)から鹿島槍ヶ岳・五竜岳・唐松岳。中央付近のV字に切れ込んだ不帰の剣(かえらずのけん)は登山者の難所で、その右のなだらかそうに見える天狗の頭を過ぎると白馬鑓ヶ岳・杓子岳で、右端は白馬岳の南側斜面。
(写真 1、写真 2)

山頂付近は紅葉のため特に赤く染まってましたが陽が高くなるにつれて赤色は薄れ、10分も経たないうちに白い景色に変わってしまいました。

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日々是白馬村 part 41

新総理の組閣がどうなるのか楽しみにしていたんですけど、キャンディーズのファンだからでしょうかフツーの「微笑(み)がえし内閣」になってしまいましたね。麻生氏と茂木氏にはその微笑みが届いてないでしょうけど。
ボクとしてはちょっと怪しげな大臣を揃えた「やさしい悪魔内閣」とか、不遜なジジイたちを一掃して若手ばかりを起用する「年下の男の子内閣」とかを期待していたんですけどね。
おそらく長期政権は難しいでしょうから、いっそのこと思いきって「ハートのエースが出てこない内閣」でも良かったのに。陰に女ありの。
実は総理の陰に女がいて、表には絶対に出てこないみたいな。
稲田の朋ちゃん(福井1区)とかでは無理ですから、やっぱり田中眞紀子氏でしょうか。

さて、10月に入ってやっとアルプスが姿を見せてくれるようになりました。
7月~9月までの3ヵ月間はアルプスが見えたとしても山頂付近はいつも雲の中。
全体が見られることもたまにはありますが数分~数時間でその姿は雲に隠れてしまい、しかもそれは1週間に1回程度のことでした。
何しろ夏の3ヵ月間で日の出から日の入りまでずーっとアルプスの全容が見られた快晴は8月2日のたった1日だけだったんです。
けど10月に入った途端に秋のアルプスが朝から長時間見られるようになり、早速ハチを連れて撮影散歩に出歩いてます。
今朝(2日)は車で10分ほど山を登り、見晴らしのいい峠まで行きました。
麓からは見られない鹿島槍ヶ岳の麗しき姿もあったので、熊のことは考えないようにしてしばらく見入っていたんですが、ガラケーでは綺麗に撮れませんでした。ここのところカメラ機能にイラダチを感じているのでスマホを買おうか本気で迷ってます。
なので今回は知人のスマホから送られてきた美しい写真をご紹介します。

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日々是白馬村 part 40

ヤマボウシの実が熟したころを狙って採りに行ったら、目星をつけていた木はすでにスッカラカンでした。誰かが採ったのか鳥がついばんだのか地面に落ちて土に還ったのか?
けど白馬駅のロータリーにも2本あり、そこは手付かずだったのでいただいてきました(写真 1)。

ヤマボウシの実は食感も味もマンゴーっぽいんですけど種が多すぎてあまり生食には向きませんね。
何だか満たされないので農協へ行き食用ホオズキを買ったんですが、美味しすぎて3分で食べ尽くしました。甘くて梨のような味がして、これはバケツ一杯ぐらい欲しい。

9月27日は2014年の木曽御嶽山大噴火から丸10年になりました。
死者・不明者63名は戦後最悪の火山災害で、噴火から2~3日後ぐらいに開田高原へ行き、自衛隊による救出作業を離れたところから見守っていたことを思い出しました。

もう過ぎましたけど9月14日は1984年の木曽御嶽山大地震からちょうど40年でした。山の斜面が大きく崩れて家々を押し流し、死者・不明者は29人。崩れた斜面は今でも確認できます。

10月28日は1979年に木曽御嶽山が有史以来初めて噴火して45年になります。
有史というのは文献的史料が存在している範囲の話であって、大昔から木曽御嶽山は噴火してました。
岐阜県側の小坂(おさか)町にある巌立(がんだて)公園には、大昔の噴火で流れ出た溶岩が冷えて固まり、巨大な壁を築いています。
地元に暮らす上野銀松さんらが名古屋大学に調査を依頼したところ、今から5万4029年前の噴火であることが判明しました。
えっ、なんでそんな細かな数字まで判るのかって?
上野銀松さんから5万4000年前の噴火だと聞いたのが今から29年前のことですから。
あれっ、ひょっとしたら30年前だったかもしれません。

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日々是白馬村 part 39

白馬村へ移住してはや1年が過ぎ、9月1日から2年目に入りました。
そしてこの夏は猛暑日を一日たりとも経験せずにすみました。幼少のころはどうだったのか判りませんけど、猛暑日がない夏は初めてかもしれないです。

昨年の移住前までは毎日のように名古屋と白馬村の気温を比較していて、真夏の最高気温は4~5度しか違わなかったんですが、今年の名古屋は狂っていたので連日38~39度まで達していて、白馬村はそれより7~8度低く済みました。
それでも近所の人の話によれば今年の夏は寝苦しかったとのことで、夜中は湿度が高いし夜明け前の最低気温も21~22度までしか下がらず、たしかに少しムシムシする夜が続きました。
けど名古屋の最低気温を確認すると28~29度だったのでモンクなどありません。ありがとうございます、21~22度。

ここ数年は天気予報で
「50年に一度の大雨による水害が予想される」とか
「これまで経験したことがないような暴風雨にみまわれる」なんておっしゃいますけど、悪いことだけでなく良いことでも同じように
「50年に一度の快晴に恵まれるでしょう」とか
「これまで経験したことがないような小春日和が続きそうです」みたいなことはならないんでしょうかねぇ。
50年に一度の快晴とか、これまで経験したことがないような小春日和ってワクワクしますよね。

この夏、白馬村での最高気温は7月7日の33.9度でしたが、この日は湿度が低くて気持ち良い風が吹いていたので、玄関側と裏側の窓を全開にしてたら扇風機さえ必要なくて、名古屋では考えられない爽やかさでした。白馬村も暑くなったとはいえ、やっぱり名古屋とは違いますね。
それと朝晩ハチの散歩に出るのに虫除けスプレーを一度も使わずに済みました。そもそも買いませんでしたし。蚊に喰われた(刺された)のは2回だけ。名古屋では有り得ない!
けど熊除け(熊撃退)スプレーは必要かも。

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日々是白馬村 part 38

お盆休みの白馬村は観光客や登山客がわんさか押し寄せ、中心街へ向かう国道は大渋滞してました。
白馬村の面積は関東だと八王子市とほぼ同じ。関西では大阪市より少し小さく85%のぐらいの広さで、そこに8千4百人しか暮らしてないので久しぶりに遭遇した渋滞に懐かしさを感じました。日本には今でもたくさん人がいるんですね。

それにしても夏は晴れません。いえ、人が暮らしている平地の上空は晴れているんですよ、わりと毎日。
ただ、アルプスが雲に隠れたままの日々がずーっと続いているんです。ずーっとです。
7月なんて、朝から晩までアルプスの全容が見られた快晴の日は一日もなく、8月の2日になりやっと雲ひとつない澄んだ青空と北アルプスを日暮れまで見ることができました。して翌3日からまたまたアルプスは雲の中に隠れたまま。
最近は日の出の時間が遅くなってきたのでハチとの早朝散歩は5時ごろ出発するんですが、その時間帯のみアルプスは姿を見せてくれてます。
けど散歩から帰るころには雲がアルプスを覆い始めているんです。
お盆休み中も同じでした。なので観光客が行動を開始する7時ごろになるとすでにアルプスは雲の中なので、お盆を白馬村で過ごした観光客はアルプスをほとんど見てないと思います。
登山客ならともかく、景色を楽しみに来ている観光客は気の毒ですよね。アルプスが見えなければ白馬村はただの田舎ですから。
それと、村に30軒ぐらいはあるであろう蕎麦屋はどの店も入り口に行列ができているので、お盆休みは来ないほうがいいですよ。蕎麦を食べるのさえ苦労する。

ある日の昼間にほんの少しだけ姿を見せてくれた北アルプスの白馬三山。ちょうど今、村は蕎麦の花が畑一面に咲き乱れてます。(写真 1)

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