月別アーカイブ: 2023年11月

日々是白馬村 part 16

今日11月22日は2014年の白馬地震から9年になります。白馬村は震度5強、近隣の小谷(おたり)村や戸隠では震度6弱の揺れでした。
健太の誕生日なのでその都度あの日の地震を思い出しますが、今朝は素晴らしい夜明けのモーニングショーが見られました(写真 1)。

先日、平地でも10㎝ほど積もった雪は日中がまだ暖かいのですっかり溶けてしまい、一面の銀世界はもう少し先になりそうです。

昨日から2日続けての雲ひとつないモーニングショー、最低気温は昨日が氷点下3.9度、今日は氷点下2.5度でハチの散歩に出るころがその日の最低気温になるんですが、風がないのでちっとも寒さを感じません。
長く外に出ていると指先がかじかんでくるため手袋は必需品ですが、指先以外は本当に寒くないんです。
昔から不思議に思ってました。田舎の5度より都会の10度の方が絶対に寒いって。ことに仕事が終わってビル風にさらされながら地下鉄の駅へ向かうときの寒さといったら、晴れた日のスキー場の氷点下の方が暖かいです。

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日々是白馬村 part 15

健太が還暦祝いに水墨画(山水画)を描いて名古屋から持ってきてくれました。
中国の大連の大学にいたころから書道を習っていたのですが、日本へ帰ってからもけっこう有名な中国人の先生と縁になり手ほどきを受けていて、最近は水墨画も少しずつ描けるようになってきたみたいです。
白馬村を意識してなのか、梅とか竹とかウグイスとかトラではなく白馬三山っぽい山が描かれています(写真 1)。

川や橋の雰囲気から、ボクが大好きな大出の吊り橋の手前からアルプスを見上げた景色(写真 2)に似ていて、その雰囲気に似せて描いてくれたのかもしれません。

ありがとう。大切にします。

それで白馬村話題じゃないんですが、健太が鬼無里へおやきを買いに行きたいというので、せっかくならと戸隠まで行くことにしました。戸隠といっても神社で参拝するのではなく、仁王門屋さんへ蕎麦を食べに行くだけのことなんですが。一緒に戸隠へ行くのは20年ぶりぐらいでしょうか。

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日々是白馬村 part 14

11月に入りますます暖かさが増す今日このごろ。御多分に洩れず白馬村も壊れてしまったようです。
2日の夕方、小学生の龍太郎くんたちが東京から遊びに来てくれたので4日の夜まで白馬村満喫ツアーを企画していたんですが、3日の最高気温は24、2度。暑い。11月の白馬村だぞ。
還暦のジジイがまだ若かりしころ、9月も下旬になると暖房が必要な日もあったほどなのに、何ですか11月に半袖のTシャツでも暑いとは。

雲ひとつない快晴の3日、山が美しく朱に染まるモーニングショーを堪能した後、すぐに龍太郎くんたちは熱気球に乗ってお空の散歩(写真 1)へ。快晴で良かった。

そしてほとんど休む間もなく岩岳スキー場の山頂にある空中ブランコへ向かいました。
空中ブランコは超人気アトラクションなので、ゴンドラが動き始める前に岩岳スキー場へ行ったんですが、マジか。えーっ、ナニこれ?

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日々是白馬村 part 13

突然ですが、織田信長と聞いて何を思い浮かべますか?
ボクは昔から信長の“信”は信州の“信”であり信濃の“信”。信長の“長”は長野の“長”なので、織田信長と聞くと長野県へ行きたくなってました。以上。どうでもいい話ですけど。

さて、熊が出るんです、このあたりも頻繁に。
最近では村内放送で
「本日、朝8時45分ごろ、みそらの地区で熊が目撃されました。」
なんてのがよく流れています。ですから熊除けの鈴を買いました。
白馬村のホームセンターへ行ったんですがすべて売り切れでして、大町へ行けば大きなホームセンターがたくさんありますが、すぐに欲しかったので山屋の好日山荘へ。
ホームセンターだと500~1300円なのが専門店だと3000~7000円ぐらい。けど、安い鈴だとカランカランと乾いた音なんですが、さすが専門店。チリーンチリーンと音色も良く遠くまで響きそうだったので、音を止めることもできる優れものを買い求め、ハチのお散歩バッグに付けてます。
何しろ数十メートルしか離れてない栗の木にも熊の爪あとが残ってたりしていて、アパートの前の電柱にはこんな注意喚起が(写真 1)。

けど、晴れた朝はアルプスを舞台にした美しいアートショーが楽しみなので、チリーンチリーンと鈴を鳴らしながらハチと早朝から散歩しています。
先週もこんな姿を演出してくれました(写真 2~4)。

この間、わずか15分程度だったと思います。太陽側の雲の状況によって陽が当たるアルプスの色彩が刻一刻と変化しまして、これを毎日楽しみに生きています。