月別アーカイブ: 2024年12月

日々是白馬村 part 46

12月20日(金)、久しぶりにアルプスが麗しき姿を披露してくれた。
10日(火)に晴れて以降は来る日も来る日も雪雲がアルプスの頂を覆い隠しており、白光に輝くその姿を拝せぬまま日々を送っていた。
なので今朝、カーテンの隙間から夜明け前の暗闇にうっすらと浮かび上がる白馬三山の美肌を目にした瞬間は呼吸が止まるほど驚いてしまった。
外気温は-12.1度。放射冷却によりこの冬一番の冷え込みだが、そんなことはどうでもよろしい。
さっさと準備を整えるとハチを抱きかかえて部屋を飛び出した。

新雪をラッセルしながらあぜ道に侵入して日の出を待つこと15分。しかしこの日もアルプスは赤く染まることなく夜は明けてしまった。どうして今年はモルゲンロートの鮮やかな夜明けが見られないのか。
地元の人はそんなことに関心がないので誰に聞いても判らない。同じアパートに白馬高校で特進クラスを受け持つ理系の先生がいるので次に会ったら質問してみる。

9時を過ぎたころ、まばゆい雪晴れに誘われて再びハチと散歩に出た。
外気温は-8度ぐらいだろうけど風はないしお陽さま照ってポッカポカ。雪の反射もあり陽を直接受けるとダウンジャケットが暑い。着てこなけりゃ良かった。
半袖で歩いているオーストラリア人がいて陽気に
「ハーイ、こんにちは」って。
「はい、こんにちは。良いお天気ですこと」

ダウンジャケットが必要なくても雪眼鏡は必需品で、色眼鏡とも言う。要はサングラスのことだが、これを掛けてないと本当に目が見えなくなるし、昨シーズンは2回なった。

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日々是白馬村 part 45

今回は文体を変えてみる。変えたい気分なのだ。

白馬村には食料品スーパーが3店舗あり、どこも商品が充実しているのでありがたい。
イオン系列のビックで狙うのは刺身コーナーに並ぶ、切り身で出た切れ端ばかりを詰め込んだパック。マグロにサーモン、ハマチ、ブリ等の寄せ集めだ。1日に1~2パックしか出ないこの切れ端パックが安い。
朝一番に行ってもまだ無い。昼過ぎに行くともう無い。11時ごろが狙い目だ。
最近値上がりした切れ端パックだが先日は超特盛りで358円だった。358。一部の人種が喜ぶ数字だがボクは数に優劣をつけない。
その日の特盛りパックはとてもじゃないけど一度に食べきれる量ではなく、2日分の酒のつまみにする。半分で179円。居酒屋へ行けばこうはいかないだろう。けどちょっと飽きてきた。
アパートから南へ2㎞のビック(写真 1)。

A・コープ(農協)の入り口には野菜の生産者直売コーナーがあり、ここが激安なのだ。
店内では小さなパックのインゲン豆が197円ぐらい。直売コーナーだと店内パックの3~4倍ぐらいがビニール袋に詰められていて130円。ナゼそれが許されるのか。食べきるのに苦労した。
プチトマトも店内だと小さなケースに少量入って350円ぐらいなのに、直売コーナーだとその2倍以上入った袋が200円。ウソではない。ちょうどその日は神戸から由紀姉たち三女神が遊びに来てたので一緒に行った。ウソだと民事に提訴されたら証言してもらう。

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