“つい先日”の巻。
つい先日、最近はお元気にされてますか?とのメールが各地から2通も届きました。東日本から約1通。西日本からも約1通。
何でだろうと思ったら、しばらく日々是白馬村が更新されていないからとのことで、そんなことを気にしてくださる人が全国に2人もいらっしゃるとは、ありがとうございます。
元気にしてます。
日々是白馬村をほったらかしにしていたわけでなく、新しいアパートは一部屋を書斎として使えているので、毎日わりと本気で古代史の解明に取り組んでいまして、つい先日も高句麗・新羅・百済の歴史が記された三国史記がどうしても必要になり和訳本をネットで調べたら6万円もしたので諦めました。
けど更新していなかった最大の理由は、この時期の景色がちょっとつまらないんです。
白馬村に限ったことではなく、上高地でも奥飛騨でも夏が近づくにつれ景色がつまらなくなり、しかも今年は山に残る雪が極端に少ないので特にそう感じるのだと思います。
冬、雪の中の散歩は毎日楽しくて仕方なかったんですが、そんな白銀の世界も今は昔。
早春、雪が消えるのを待ち望んでいたかのように花々が一斉に咲き始め、梅に桜・花桃・水仙・芝桜などなど百花繚乱。しかし白銀の世界から色彩豊かな村へと変貌を遂げた日々も夢の跡。
春本番、花々が散って木々に新芽が顔を出し始めた新緑と残雪のまばゆい季節もはや遠き日々。
今や緑は濃さを増すと同時にアルプスの残雪もわずかとなってしまい、お見せしたい写真が撮れないんです。
つい先日もハチの散歩で野平(のだいら)地区へ行ってきました。アパートから車で5分ほど。少し山を登るので抜群の見晴らしなんですが、今はこんな程度でした。それでもまぁ美しいといえば美しいですけど。(写真 1)