12月19日、快晴。風なし雲なし雪もなし。
昨年は12月に入るとすぐにドカ雪続きで早朝から雪かきに追われる日々でしたが、今年はまだ1度しか雪かきをしてません。なにしろ12月というのに雨が降ってくるんです。
雨だとハチの散歩で傘をささないといけないからその点では雪のほうがずっと楽で、雪だとジャケットのフードを被るだけでいいから傘は必要ないんです。
週間天気予報でも雪マークどころか雨マークがいくつも出ているので雪景色はしばらく撮れそうにありません。なので12月6日に見られた満月の夜明けをご覧いただくことにします。
その日の朝6時ごろ、夜明け前なのでまだ暗いはずの外が何だかやけに明るかったのでカーテンを開けたら秀樹感激。満月が放つ光が雪に反射して昼間のような明るさでした。ハチを抱えて駐車場へ出てみると信じられないほど明るく、月明かりだけでこれほどの明るさになるとは。さすがマイナス11等星(満月時)ですね。
夜明け前の6時28分(写真 1)。
同じアパートの住人さんも出てきたので一緒に夜明けを待っていると先ほどより少しだけ辺りが暗くなり、同時にアルプス上空が薄紫色に染まりました。
6時37分(写真 2)。
そしていよいよ日の出を迎えるころになると空はいつもの色合いに戻り、まばゆい日光がアルプスを淡いオレンジ色に輝かせてくれて、この瞬間を待っていました。放射冷却により外気温は-11.3度。この冬一番の冷え込みでした。
それにしても太陽って瞬時に闇を消し去り、希望の光で地上をあまねく照らしてくれる。地球人にとって偉大な存在ですね。アマテラスとはよく言ったものです。マイナス27等星のパワーはスゴい。
6時46分のモルゲンロート(写真 3)。



