ハナモモ(前編)
桜が散り始めると、村は一年でもっとも鮮やかな日々が訪れます。なので桜の終わりは寂しさよりワクワク感が勝り、いよいよハナモモの季節がやってきました。
長野県でハナモモといえば阿智村で、それはそれは圧巻です。白馬村のハナモモは阿智村のようなハナモモ街道にはなってないですけど、そこら中に点在しているのでどこにいても視界に飛び込んできます。
以前にも書きましたが、白馬村へ来て嬉しかったのはヤマザクラなどが多いので桜の花にちゃんと色があること。けどハナモモときたら真っ赤や真っ白、真っピンク。白とピンクのミックス・枝垂れ・竹ぼうき。なんでもありでまぁ賑やかなこと。
一番よく目にするのが白とピンク系が混ざり合った源平ハナモモでしょうか。
よく見ると、白・薄ピンク・ピンク・白と薄ピンクのミックスが混在していて、ソフトクリームのバニラ・サクラ・ストロベリー・バニラとサクラのミックスみたいです。どれにしましょう(写真 1)。
これも源平ハナモモの部類に入ると思うんですが、ぱっと見はほとんど白い花ばかりなんだけど少しだけピンクが混じっていて、何だかとても清楚な感じがします。初々しいというのか穢れを知らないというのか。なので怪しいジジイはあまり近寄ってはいけないと貼り紙がしてありました(写真 2・3 )。
花がピンクだけの木は文句なしでピンクしてます。清楚な白から一転、昔はジュリアナ東京のお立ち台で踊ってたっぽいピンクです。この真っピンクには少しも翳りがなく、自信に満ち溢れた美貌を世にアピールしているので、こちらとしてはちょっと照れくさくなってしまいます。
空の碧さや若草の緑との対比がまばゆい真っピンクのハナモモ。背後は残雪の五竜岳(写真 4)。









