11月初旬、晩秋の暖かな陽射しが燦々と降りそそぎ、村はまばゆい日々が続きました。
アルプスが鮮やかに見られる晴天も多くなり、こんなことは色とりどりの花々が咲き誇る春以来のことなので、普段は行かない散歩コースを久しぶりに歩いてみたら空も山も大地もキッラキラに輝いてました(写真 1・2)。
11月中旬、朝の最低気温が氷点下になることもあり、夜明けとともに霧が発生したりするもんだからそうなると何も見えない。
まだ暗いうちは白いアルプスが闇の中でもはっきりと浮かび上がっているので、赤く染まるモレゲンロートを見たくてハチと散歩に出てはみるものの、日の出の時間になるとアルプスは霧の中。
散歩しながら待つこと30分。霧が晴れ始めると幽玄な姿がかすかに浮かんで見えたりもしますが、写真はあきらめました。ガラケーなのでほとんど写りません。1枚だけ撮ったけど。
駅前まで来て何気なく振り返ったら霧はいつの間にか消え去り見事な白き白馬三山が姿を見せてくれてました。駅のロータリーに植えられたヤマボウシも鮮やかに紅葉していて、バス待ちの観光客は一人残らず全員がスマホを向けてました。そりゃそうでしょうね。ここに住んでても撮りたくなるもん。何度見ても飽きないし。
霧の中にぼんやり浮かぶ白馬三山と、駅前から見る霧の晴れた白馬連峰(写真 3・4)。























