日々是白馬村 part 49

大自然が創作した現代アート展(2025 冬)

エントリーNo.1、銅像
アパートのすぐ近くで見つけました。見た瞬間はリビアのカダフィ大佐とかパナマのノリエガ将軍のような独裁者を思い浮かべたんですが、別の角度から見たらアヒルの国の皇帝陛下っぽかったです(写真 1)。

エントリーNo.2、ギロチン
ハチと白馬駅へ向かう途中、何かのモニュメントか氷の彫刻が飾ってあるのかと思いきや屋根から集団で落下してきた殺人ツララ軍団で、雪に突き刺さったままの体勢を保ってました。
この真下で作業中の人がいたとしたら春まで発見されないかもしれない(写真 2)。

エントリーNo.3、リーゼント
横浜DeNAベイスターズの三浦監督に憧れてるのでしょうか、それとも氣志團のファンなのか、リーゼントのメルセデスがいました(写真 3)。

エントリーNo.4、異次元ポータル
国道から逸れて民宿が並ぶ通りを歩いていたら、先にキラキラ光る何かが見えました。
あれは何だろう?
近づいてみるとほぼ全身が埋もれかけ、わずかに生き延びているカーブミラーでした。
異次元へ出入りするポータルではなかったです(写真 4)。

エントリーNo5、信玄公の遺影?
五竜岳の山頂付近には冬になると毎年これが現れます。
今年もくっきりと信玄公の家紋である武田菱が出現しました。武田信玄ファンの聖地にはなってないようですけど。それにしてもお見事(写真5・6)。

エントリーNo.6、破壊王
現代アートではないんですが、我がアパートの屋根の雪庇(せっぴ)はちっとも落下せず、どんどん成長しております。
♪ごらんあれが雪庇岬 北のはずれと
見知らぬ人が指をさす…………
それは竜飛岬な。
そうね。この雪庇がいよいよ落ちてくると強烈な破壊力でして、給湯器とかエアコンの室外機を豪快にブチ壊してしまうんです。反グレも恐れるマジでヤバい連中です(写真 7)。

やっぱり冬は楽しくてやめられない。
また寒波が来るみたいなので、寒波が去った後の晴れが待ち遠しいです。積雪はほどほどにしていただきたいですけど。
それでも白馬村は3千メートル級のアルプスが雪雲を阻んでくれてるので、向こう側の富山や新潟ほどじゃなくて助かってますけど。
毎週のように富山からスキーに来る人たちがいて、ときどき富山の美味しいお土産をいただいたりしてるんですけど、ここしばらく来てませんでした。
富山の自宅周辺に雪が積もりすぎてスキー場まで行けないとのことです。
雪が多すぎてスキー場へ行けないって、なんだか笑えますね。