臨時の撮り鉄になってました。にわか撮り鉄と言うべきなのかもしれない。
水田鏡に映る逆さアルプスに飽きたので趣旨を変え、逆さ列車を撮るため線路沿いの田んぼへ行ってみました。そしたら平日なのに撮り鉄氏がたくさんいて、ちゃんと知ってるんですね、マニアは。
しかも、この時間帯はこの角度からが一番綺麗に映るとか、陽が高くなったらあっちへ移動すると太陽が水面に反射しないだとか。
驚いたのは「あと2分で上り列車が来ますよ。通過してから14分後に下りです。その次になると2時間50分後の上りまで来ません」ってことまでしっかり把握していた。恐れ入ります。けど、同年代の女の子たちには相手してもらえ………………大きなお世話か。
実際に7時台後半の上り下りが通過すると、それから8時間は上りが2本と下りが2本だけ。通勤通学の時間帯以外は8時間で上り下りを合わせても4本のみってローカルしてますでしょ。廃線危機路線ですから。
マニアで思い出した。今から40年ぐらい昔の話ですけど、特急列車に乗ったら隣りに座ったのが筋金入りの乗り鉄氏でした。
車窓から景色を眺めているボクに乗り鉄氏がボソッと「あと1分で上りの特急とすれ違うはずです」って。そして1分後、本当に上り列車とすれ違った。
そのころのボクは、列車がすれ違ったところでそれがどうかしましたか。すれ違わなかったとしても自分に何か不都合が生じるわけでもあるまいしなんて思ってましたが、乗り鉄氏にとっては大切な儀式だったんでしょうね。時間通りにすれ違ったことを確認することが。
それで田植えが済んだ水田鏡にもアルプスはそれなりに映るけど列車はモヤモヤになり、逆さ列車を狙うなら田植え前の田んぼじゃないといけないことも学びました。
田植え前の水田鏡に美しく映る大糸線の普通列車と、田植え後はモヤモヤ列車になる水田鏡(写真 1・2・3)
名古屋にいたころ、ハチの散歩中に写真を撮ることってときどきしかありませんでした。名前を知らない花が咲いてたときとか、道路脇の畑に雉がいたときとか。川に沿った遊歩道でヌートリアがいきなり4匹も目の前に出現したときとか。初めて遭遇したときはカピバラかと思いました。ヌートリアは凶暴です。
移住する少し前、20メートル先を大きなキツネが尻尾をピーンと垂直に立てて道路を横断していたけど、写真は間に合わなかった。野生であんな大きなキツネを見たのはその一度だけです。北海道にいるキタキツネの二回りぐらい大きくて、あれはボスとかヌシだと思います。
白馬村へ来てからはキツネとの遭遇も珍しくなく、ほぼ毎日なにかしらの写真を撮ってるような気がします。
例えばトイレットペーパーを買いにマツキヨへ行くと、店へ入る前にこんな景色が広がっていて、ベスト・オブ・マツキヨかも、って1枚パシャリ。
例えば銀行へ税金の支払いに行っても背後の景色が美しく、入店前に立ち止まってしまう。そして税金の支払いさえ前向きな気持ちにさせてくれるので銀行の看板も含めてパシャリと1枚。
例えばハチの散歩途中に通りかかったグラウンドで子供たちがサッカーの試合をしていて、曇りなのに暑かったから見物することなく素通りしたけど抜群のロケーションにここでもまたパシャリ。
運動場を周辺のビルとか都市高速道路の高架などに囲まれた都会の学校からすれば、このロケーションでサッカーするのって夏休みに地方で合宿してる気分じゃないでしょうか。
白馬村のマツモトキヨシ・八十二長野銀行(写真は2月)・サッカーコートとそれぞれの背景(写真 4・5・6)
※(2026年の元日、八十二銀行と長野銀行が合併して八十二長野銀行が誕生しました。ちょっと残念なのと疑問が残ります。なぜ長野八十二銀行にしなかったんだろう。そうしてほしかったし、力関係からしてもそうすべきだったと考えてる長野県民は多い)
約2年ぶりにお店でお酒を飲みました。
最初のアパートではハチが留守番してくれたので、すぐ近所の居酒屋 “こじろう” か “きっちょんちょん” へときどき行ってたんですが、アパートを移ったらハチは留守番ができなくなってしまい、一人で出かけることもなくなりました。
なので外飲みは2024年6月末に鎌倉教室の生徒さんが白馬合宿をしてくれたときに打ち上げで行った “きっちょんちょん” 以来です。その日は健太が白馬へ来てくれてたので出掛けられたんですけど、その後の2年は人生初の飲み屋空白期間になりました。
この2年でつくづく痛感したのは、お酒を飲みに行かないって本当にお金を使わなくて済むんですね。
お店のオーナーは最初のアパートでお隣りさんだった東京モモちゃん(ダックスフント)のお父さん。さらにそのお隣りさんの大阪ハナちゃん(ゴールデンレトリバー)のお母さんもご一緒に複数の宿泊施設を経営されていて、新しくオープンしたバーはペット入店大歓迎。店の名前のゴールディーズもハナちゃんのゴールデンをもじったのだとか(写真 7)。
久しぶりの外飲みだったからか大して飲んでないのに帰りはふっらふらの千鳥足で、ハチを抱きかかえたままどこかでひっくり返ったみたいです。翌朝起きたらオデコを擦りむいてた。大関の霧島関みたいに。まぁ、ハチが無事で良かった。
「オレはみーんな憶えてるからな」と冷めた目でこちらを見るハチ(写真 8)。








