日々是白馬村 part 16

今日11月22日は2014年の白馬地震から9年になります。白馬村は震度5強、近隣の小谷(おたり)村や戸隠では震度6弱の揺れでした。
健太の誕生日なのでその都度あの日の地震を思い出しますが、今朝は素晴らしい夜明けのモーニングショーが見られました(写真 1)。

先日、平地でも10㎝ほど積もった雪は日中がまだ暖かいのですっかり溶けてしまい、一面の銀世界はもう少し先になりそうです。

昨日から2日続けての雲ひとつないモーニングショー、最低気温は昨日が氷点下3.9度、今日は氷点下2.5度でハチの散歩に出るころがその日の最低気温になるんですが、風がないのでちっとも寒さを感じません。
長く外に出ていると指先がかじかんでくるため手袋は必需品ですが、指先以外は本当に寒くないんです。
昔から不思議に思ってました。田舎の5度より都会の10度の方が絶対に寒いって。ことに仕事が終わってビル風にさらされながら地下鉄の駅へ向かうときの寒さといったら、晴れた日のスキー場の氷点下の方が暖かいです。

陽が昇り9時を過ぎたころになると今日もポカポカ陽気。
ですがアパートの部屋の窓からはアルプスがほんのわずかしか見えないため、たまらずハチを道ずれに散歩へ。部屋から出ればすぐにこの景色です。
アパートの駐車場から眺める白馬三山(写真 2)と、八方尾根スキー場をはさんで五竜岳(左)と唐松岳(右)も見られます(写真 3)。

散歩の途中、農作業をしている地元のオジちゃんオバちゃんがいればボクは必ず声を掛けるようにしています。それで、しばらく話し込んでから空き家情報を聞き出そうとしているんですが、窓から雄大なアルプスが見渡せる空き家はなかなか見つかりません。
初めてのオジちゃんオバちゃんでも、ハチがクンクンしながらそちらへ寄って行ってくれるので、それをきっかけに話ができてハチの存在はめちゃくちゃ助かってます。
今日も畑仕事をしていた初めてのオバちゃんと話しましたが、空き家は見つかりませんでした。
おいハチ、そろそろ帰ろうか。

帰り道、五竜岳をバックに記念撮影(写真 4)。

ハチは後ろ足のヒザにかかる負担を軽減させるため、散歩では後ろ足を少し持ち上げ気味にして歩かせてます。
これを試した当初はまったく歩いてくれず、慣れるまでに2週間ほどかかりましたが、今ではどれだけでも歩けるようになりました。1回で1㎞ほどしか歩かせませんけど。
と言いつつ、今日の2回目の散歩は2㎞歩いてしまいました。
なので3回目は控えめに1.2㎞にしましたが、最高気温は18.8度。けどそれは百葉箱の中の話であって、陽差しを受けた背中が暑くて汗をかきました。11月下旬だぞ。
このままでは近い将来、白馬村も常夏の国になってしまうのか。

そういえば今年の11月22日はケネディ大統領が暗殺されてちょうど60年ですね。
犯人はリー・ハーベイ・オズワルドということになってますが、絶対に違います。
実行犯はCIAに雇われたマフィアたちで、黒幕はリチャード・ミルハウス・ニクソン第37代合衆国大統領。後にウォーターゲート事件で失脚したあのニクソンです。