糺日本書紀 part 26

このコーナーをほったらかしにして2月23日で丸2年。ちょうど天皇誕生日ですね。
そして翌日24日はロシアがウクライナに侵攻して丸2年ということになりますが、何をやっているんでしょう人類は、この期に及んで。

気が付いたら日々是白馬村が part 26になっていて弥栄古代史研究室を追い抜いたので追い付き返します。別に古代史から離れていた訳ではありません。ただ、あまり集中できない時期があってついついそのままにしてました。
今回も part 24と25に続いて讖緯説(しんいせつ)話題です。(以下、シンイ説で)
久しぶりなのでシンイ説とは何かを説明しておきます。
歴史を書き残す場合、史実をそのまま書くと為政者にとって不都合になってしまうような出来事や隠しておきたい事件などを自然現象に置き換えて、一応は歴史に残しておく。それがシンイ説です。
完全に史実を抹殺して何も残さないと後世の人はそれらの出来事や事件を知りようがなくなってしまいますが、不可思議な自然現象としてでも残してくれてるのは編纂者の思いやり、親切心、まごころ、正義感、そして権力への静かな抵抗なのでしょう。
ですから古代史を解明する場合、シンイ説を理解しないことには史実・真実は見えてこないということ。

やっと、本当にやっと日本書紀の読み方が少しだけ身についてきました。いったい何年かかったことか。
今でこそはっきり言い切れますが、日本書紀も古事記もそのまま読んでるだけでは絶対に史実は理解できませんし、それは高句麗・新羅・百済の歴史書であっても中国(隋・唐)の書であってもです。というか、シンイ説は中国からの輸入です。

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日々是白馬村 part 26

白馬村でも日中の最高気温が12度前後まで上がる日が続き、18日は15度近くにまで達してしまい雪が溶けること溶けること。
雪解(溶)け水であちこちが水たまりだらけになり、さらにはスキー場の雪もジャンジャン溶けていて、こんな暑さが続けば数日後には大洪水で村ごと流されてしまうかもしれません。
ボクのアパートもすでに腰のあたりまで雪解け水が侵入してきていて、わーっヤバいぞー、逃げろ……………

なんてことはありませんけど雪は日々確実に溶け続けているため、今のうちに残された雪原で過ごしておこうと、毎日ハチと雪の中で戯れています。
こちらを向いてほしくて名前を連呼したのに知らん顔してボクの前を通り過ぎて行ったハチ(写真 1)。

ちなみに雪がとけるって、「溶ける」なのか「解ける」なのか「融ける」なのか、調べても今ひとつはっきりしません。
雪をとかすは溶かすでもいいみたいですが、雪どけ水は雪解け水ですし、雪をとかすため道路に散布するのは融雪剤なので融かすになり、どう使い分ければいいのでしょうね。
雪とは関係ありませんが、「変える」と「代える」と「換える」と「替える」もいまだにどれを使えばいいのか迷うことがあります。

けどそんなことはどうでもよく、今回はこれまで話さなかったボクの恥ずかしい話を思い切って暴露します。馬喰町で。いえ、白馬でです。

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日々是白馬村 part 25

突然ですが、4月に引っ越します。直線で1.2㎞だけですけど。
次のアパートはここよりもかなり広くて、今の1DKから2LDKへ。しかも家賃が1割安くなり、もちろんペット可です。でなければ引っ越しませんけど。
大きな窓の正面には北アルプスがそびえ立ち、狭いけどテラスもあるためテーブルとイスを用意すれば北アルプスを眺めながらビールが飲めちゃいます。せっかくアルプス側にテラスがあるんだから飲んでもいいんじゃない。飲めばいいさ。ぜひ飲むべきですよ。飲みなさい。飲まなければなりません。飲むんだ、ジョー!
誰?
というわけなんですがワインもいいですね。チーズと生ハムを用意して。五一(ごいち)わいんのナイアガラ、好きです。

けどまぁそれはいいとして、白銀の白馬に白馬がいました。
ハチの散歩で西(アルプス側)へ向かうコースはA~Dまであり、ボクはAとCのコースが好きなんですけど今は雪に埋もれているので歩けません。なのでハチが好きな西Dコースを行くと、いつもは蕎麦屋の膳(ぜん)の交差点を右に曲がりますがこの日は左に行ったら白馬で白馬が草を食んでました(写真 1)。

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日々是白馬村 part 24

1月29日快晴。10日ぶりぐらいに山が全容を見せてくれました。
この約10日間はシトシトと梅雨どきのような雨の日が続いたり、その後の寒波では毎日何度も雪かきに追われたりして、雪は大歓迎なんですが山が見えないのが困る。
寒波が去って晴れの日もありましたがアルプスは雲にすっぽりと覆われていて、そんな日々が10日ほども続いたのでウツになりそうでした。
なので今朝(29日)は待ちに待った快晴で、夜明け前からハチを道連れに絶景ポイントで待機。外気温はマイナス11.7度ですが空気が止まっているため寒くないのも助かります。
アパートの向かいにあるホテル白馬の宿泊客が写真を撮るため外へ出ていたのでベストスポットまで案内。ついでに山の名前を聞かれたたのでガイドのまね事をしていたら夜が明けてきました。
まずはアルプスの頂に陽が当たり山肌がやわらかい薄ピンク色に(写真 1)。

アルプス全体に陽が当たるころには淡いオレンジ色に染まります(写真 2)。

そして完全に陽が昇ると白くまばゆい輝きを放ち、空の青さとの対比が美しいですね(写真 3)。

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日々是白馬村 part 23

日々是白馬村 part 23

白馬村が完全な雪国になり、雲がない快晴の早朝だと14日がマイナス15.4度、17日はマイナス14.5度まで冷え込みまして、そんな夜明けはまず白馬三山に陽が当たるところから白馬村の一日は始まります(写真 1)。

この朝も幻想的でした。付き合わされてるハチは寒そうでしたけど。

17日、目が覚めて時計を見ると5時35分。ひょっとしてとNHKを観たらやっぱり神戸からの中継でした 。そして5時46分、テレビに映る神戸の皆さんと共に黙祷。あれから29年なんですね。

この日は大町市に用があったんですが、ここ数日で降り積もった雪で途中の佐野坂峠が心配だったので、白馬駅から汽車で行くことにしました。大雪が降ると必ずスキー客の車がひっくり返っているか田んぼに落ちているので。先週でしたか、カーブを曲がりきれなかったボルボがスリップしながらこちらへ突っ込んできて、危うくぶつかりそうでした。都会モンは4WDにスタッドレスを履いていれば何したっていいと思っていやがる。

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日々是白馬村 part 22

1月8日。昨年12月の冬至以来、約半月ぶりにドカ雪が降りました。これでスキー場もひと安心でしょう。
白馬界隈には北アルプスの麓にスキー場がズラ~リと並んでいて、北から白馬コルチナスキー場、白馬乗鞍スキー場、栂池(つがいけ)マウンテンスキー場。ここまでが小谷(おたり)村。
白馬村に入り、岩岳スノーフィールドスキー場、八方尾根スキー場、白馬47(フォーティーセブン)スキー場、五竜いいもりスキー場、五竜アルプス平スキー場、白馬さのさかスキー場。
そして大町市に入って鹿島槍スキー場、爺ガ岳スキー場へと続きます。
他にも白馬ハイランドスキー場、白馬みねかたスキー場、青木湖スキー場、ヤナバスキー場、大町スキー場なども近隣にあったんですが、スキー客減少のため休業なのか廃業なのか現在は閉鎖されています。
けど、改めて書き出してみるとスキー場だらけですね。
それで、1月7日までは雪不足のため全面滑走ができたのは白馬47ぐらいだったらしいく、8日のドカ雪は恵みの雪となりましたが…………

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日々是白馬村 part 21

明けましておめでとうございます。
今年も残すところあと366日になりました。
あっという間に来年ですね。

さて、昨年はついにあこがれ続けていた長野県民になりました。ボクの場合、あこがれるのをやめられませんでしたので。
そして半世紀以上も通い続けてきた北アルプスの麓に広がる白馬村にて、ハチとの暮らしを始めることもできました。
とはいえすべてがうまくいっている訳ではなく、実はいくつも問題を抱えているんですけど、紛争地帯で苦しんでいる人たちを想うとボクの問題など取るに足らないことばかりだから今日はいいや。
あっ、けどひとつだけ。昨年は栃木・福井・東京・福岡・岐阜から友人や教室の生徒さんが白馬まで遊びに来てくれたんですが、アパートがとにかく狭いし何ともならない欠陥住宅なので泊まってもらうことができず、今年はできるだけ早くここを抜け出すことに全力を注ぐ所存でございます。

新年最初の日々是白馬村はハチと雪景色にしました。
ハチは12月の冬至を前にして14歳6ヵ月になりまして、人間に換算すると74歳。あとどれだけ生きられるのか判らないような老犬をボクの勝手で無理やり雪国へ連れて来てしまい申し訳なく思っていますし、ハチもこう申しております。
「余も老けてまいりました」

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日々是白馬村 part 20

白馬村にちゃんとした雪が降り、やっと白銀の世界になりました。
それと、山が10日ぶりぐらいに姿を見せてくれました。
あと、村がガイジンだらけになってます。
順番に話しますね。

降ったんですよ、ちゃんとした雪が。
ということはちゃんとしてない雪があるのかというと、あります。
天気予報などで“水分を多く含んだ重たい雪”と表現される雪のことです。
言いたいことは判りますけど、そもそも雪は元々が水分なのでその言い方にはちょっと違和感があり、固体になりきらないまま降ってきたか、あるいは地表に近づくにつれ液体に違い状態になったものがそれなので雪としては熟してないわけで、だからちゃんとしてない雪なんです。ちゃんとしてない雪はすぐ溶ける。
ところが冬至(22日)は最高気温もマイナス3.7度にしかならず真冬日だったり、24日は最低気温がマイナス9.8度まで冷え込んだりで、やっとこさちゃんとした雪が降りましてありがとうございます。

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日々是白馬村 part 19

12月16日(土)の早朝、白馬村内で住宅に土砂が流入する災害が発生しました。12月に入ると最低気温はマイナス3度±2度ぐらいの日が続いていたのに、あの朝はプラス10度もあって気持ち悪い暖かさでした。

普段は1日に1~2通しか来ないメールが災害発生後は毎日15通ほど届いてます。
ボクの身を案じてくださるメール、心配しているフリのメール、たくさんありがとうございました。
無事もなにも健太からメールが来るまで災害のことなど知らなくて、消防や警察車両のサイレンさえ聞こえてきませんでしたし、取り残された住人をヘリコプターで救出していたなんてことは翌日の新聞で知りました。

災害が発生したのはボクのアパートと同じ住所の白馬村北城なので心配して電話をしてくださった人もいましたが、北城ってめちゃくちゃ広いんです。
白馬村は神城(かみしろ)と北城(ほくじょう)に分かれていますが、そもそも白馬村自体の面積は東京だと八王子市とほとんど同じなんです。
23区で比較した場合、千代田区と港区と中央区と新宿区と渋谷区と目黒区と品川区と中野区と豊島区と文京区と荒川区と台東区と墨田区を全部合わせても白馬村の方が広いんです。
以上13区にはおそらく三百数十万人が暮らしているでしょうが、白馬村は8400人。
なのにどうして………………

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日々是白馬村 part 18

白馬村に雪が降りません。オープンしてるスキー場も中腹より下は積雪がゼロになりました。♪ゼーロー。

こちらへ来てから初めて松本へ行ってきました。白馬駅から松本へ行く電車は1日に11本しかないんですが、大町駅からだと本数が2倍になるので、信濃大町まで車で行って大町駅から大糸線に乗りました。大糸線に乗るのは40年ぶりぐらいです。

信濃大町から眺める北アルプスも雄大で、特に五竜岳・鹿島槍ヶ岳・爺ヶ岳が並んだ姿は見応えがあります。白馬村からもその三山は見えますが大町側からだとより迫力があり、尖ったピークはヒマラヤ山脈をも彷彿させるほどです(写真 1)。

写真は少し判りにくいですが、ピークが二つある中央の山が鹿島槍ヶ岳。右が五竜岳で左は爺ヶ岳。爺ヶ岳もピークが三つあるように見えますね。

白馬村の真正面にそびえる白馬三山(白馬鑓ヶ岳・杓子岳・白馬岳)は見た目は山肌がなめらかで女性的な容姿ですけども、大町側から見る五竜岳・鹿島槍ヶ岳・爺ヶ岳の山容はとても荒々しく男性的で…………あっ、今はこういう表現をしてはダメなのか。どんどん不自由になってくる。

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