ニュース」カテゴリーアーカイブ

「芸術古墳」

昨年10月ごろに古代史の探求を神社伝承から考古学に切り替え、各地の古墳・遺跡や博物館で学芸員に質問攻撃をしてきました。
博物館で面白かったのは埼玉県の埼玉(さきたま)古墳群のさきたま史跡の博物館、滋賀県の銅鐸博物館と安土城考古博物館、出雲の古代出雲歴史博物館と出雲弥生の森博物館、長野県の塩尻市立平出博物館と松本市立考古博物館、兵庫県加古川市の文化センター内博物館、奈良県の…………キリがありません。

続きを読む

「宇宙のお話と宇宙曼荼羅」

6月の「曼荼羅教室と宇宙のお話」における宇宙のお話は、こんな写真を見ながら進めてまいります。
ただし、内容は”ちゃんとした”天文学のお話ですので、スピリチュアル的宇宙情報はいっさいありません。
この写真は宇宙空間に画かれた曼荼羅と呼ぶにふさわしく、曼荼羅教室で皆さんが画く曼荼羅とはとてもよく似てます。
神秘的な宇宙のお話をたっぷりいたしますので、ぜひご参加ください。

続きを読む

「宇陀の歴史は逆さ吊り」

久しぶりに宇陀話題です。
宇陀の地には封じ込めがまだまだたくさんあるようで、宇陀に近付くにつれ「その地へは平身低頭でまいれ」と促されます。
血で血を洗う争いを生き抜いた先人の子孫が、今でもその地で生きながらえているのでしょうか。
宇陀には2箇所に「血原」の名が残っており、宇賀志のそこには血原橋も架かっています。
その血原橋でのこと。
東京の女性からいただきました。

はやさかる

宇陀の血原を訪(おとな)う人の

足音響く地の底深く

続きを読む

「遷都信濃国 vol.19」

アマテラスって誰?…………妙に納得してしまう仮説のひとつ。

ここでのアマテラスは天照皇大神(アマテラススメラオオカミ)のことではなく、女神アマテラスです。
天照皇大神の正体はご存じ天照国照彦天火明櫛甕玉饒速日尊(アマテルクニテルヒコ・アメノホアカリ・クシミカタマ・ニギハヤヒノミコト)、つまりニギハヤヒですがそのアマテラスではなく、不比等氏がニギハヤヒ隠しに用意した女神アマテラスは誰を想定して創作されたのかということです。
この不比等アマテラスが今や超一般的に伊勢内宮のアマテラスとして、そして女神のイメージも定着してしまっていますが、そんなアマテラスにもモデルがいます。
不比等氏は神をモデルにして人(支配者・権力者)を神に見立てたのではなく、人(自分たち)をモデルにして神を創作したのだとしたら…………やることがスゴすぎる。

続きを読む

「遷都信濃国 vol.18」

歴代の天皇で、確実に血筋が入れ替わっているのが、
☆伽耶(加羅)の出身で本当は初代であろう第10代崇神。(初代であるならば血筋が入れ替わったのではなく、血筋の始まりと言うべきですが)
☆(日本列島へ先に渡来した百済の)ピリュ百済人らしき第15代応神。
☆(あとから渡来した百済の)オンヂョ百済人かもしれない第26代継体。
と考えられていて、応神にしても継体にしてもナゼか敦賀(福井県)がひとつの鍵になっているようです。
これは北部九州に上陸していた勢力(血筋)に対し、ずっと東の敦賀あたりから上陸した血筋があったことを示唆しているのでしょうか。
たしかに若狭湾は韓半島からの渡来人が上陸するには適した入り江が続いており、特に若狭湾の東端にあたる敦賀湾は絶好の地形ですので。

続きを読む

「遷都信濃国 vol.17」

古代史では個人の想いや行動を推測する際、ひとくちに”あの人は百済系だから”とか”彼は蘇我の血筋だから”とか”南朝に近い立場だから”では片付けられない問題があります。
それは現代でも同じで、自民党vs民主党においても自民党の議員全員が同じ意見とは限らず、中には民主党寄りの意見を持った人もいるでしょう。
また、日本vs韓国や日本vs中国の対立にしても、問題点が何であれ双方に賛成派もいれば反対派もいるはずです。

古代史をひもとく場合についつい陥りがちなのが、あの天皇(大王)は百済系だとか蘇我氏の血筋だとか、あるいはあの神は天つ神系だとか出雲系だとかで振り分けてしまうことです。
今までどれほどそんなあやまちを繰り返してきたことか、数え上げたらキリがありません。
しかし、そういった表面的な立場をいっさい無視してしまうと、今度はなにも推測できなくなってしまい、そのような状況を個人的には「古代史の憂鬱」と呼んでます。

続きを読む

「遷都信濃国 vol.16」

天武天皇が信州信濃をナゼ遷都先の候補にしたのか、現地へ調べに行きました。
遷都先に名前が挙がっているのは浅間温泉と美ヶ原温泉でして、いずれにしても松本市の中心(松本城あたり)から直線で3㎞程度の距離にあります。
浅間温泉の文化センターで地元の古代史研究家を紹介していただきましたが、天武による信濃遷都の真相はなかなか見えてこず、何度か現地を訪ねてみないことには答えが見つからないかもしれません。
しかしヒントになることもあり、それが「馬(駒)」です。

続きを読む

「4月10日は与党の日?」

数霊において一番最初にお話しするのが、9方陣を使っての「41」と「81」についてでして、代表的な解釈が
「41」は”神(カ=6、ミ=35)”
「81」は”光(ヒ=30、カ=6、リ=45)”
であることは皆さんご存じだと思います。
そして「10」ですが、漢数字で「十(10)」と書いた場合
タテ「Ⅰ」は”火”を
ヨコ「ー」は”水”を
それぞれが表しているため「十」を”火・水”、つまり”神”とも読みます。
そういった意味ではクリスチャンのクロス(十字架)も、結果としては共通した認識があるのでしょう。

続きを読む

「曽爾村月食ナイト」

昨年に引き続き、皆既月食は奈良県宇陀郡曽爾村から見上げるために出かけて行きましたが、雲が厚くて見られませんでした。

けど、曽爾村で「1丁目」と呼ばれる有名なエリアがありまして、有名な理由のひとつがフリーメイソン氏のカフェです。
大勢がザワザワと玄関の「A MASON LIVES HERE(ここにはメイソンが住んでいる)」と書かれた看板の写真を撮っていたらメイソン氏が出てきて、親切にも自宅内へ招いてくださいました。
カフェはオープンに向けて準備中だとかでしたが、みんな大喜びしてました。

続きを読む