「4月10日は与党の日?」

数霊において一番最初にお話しするのが、9方陣を使っての「41」と「81」についてでして、代表的な解釈が
「41」は”神(カ=6、ミ=35)”
「81」は”光(ヒ=30、カ=6、リ=45)”
であることは皆さんご存じだと思います。
そして「10」ですが、漢数字で「十(10)」と書いた場合
タテ「Ⅰ」は”火”を
ヨコ「ー」は”水”を
それぞれが表しているため「十」を”火・水”、つまり”神”とも読みます。
そういった意味ではクリスチャンのクロス(十字架)も、結果としては共通した認識があるのでしょう。

そんなわけで、表記が異なりますが「10」も「十」と同じ数なので”神”と読むことができるわけです。

さて、健太が小学生の3年生のころ、こんなことを聞いてきました。
「ねぇ、父さん。政治家って与党と野党がいるんだよね?」
「んっ…………うん。まぁそうだけど………」
「与党って”ヨ・トウ”だから410でしょ。それで、410は41×10だから”神×神”だよね」

健太はそのころからすでに数霊とは何かを理解していまして、スゲーこと言い出したぞって思いました。
で、続きです。
「野党は”ヤ・トウ”だから81×10になって、”光×神”だよ」
「あー、なるほど。たしかにそうだね。与党は410だから”神×神”で、野党は810だから”光×神”になるなぁ」
「だったら政治家は”神×神(与党)”とか”光×神(野党)”なのに、何で悪いことして警察に捕まるの?」

うっ、するどい。
するどいけどあまりにも意表を突かれたので、うまく答えられませんでした。
たしかにそうです。国会質疑でぜひ取り上げていただきたい。

しかし政治家の”政”をマツリゴトと読むように、”奉る”も”祀る”も”祭る”もすべてはマツリゴト。
なので”奉る”あるいは”祀る”にたずさわって神仏をマツる宮司や住職はもちろんのこと、神仏を信仰するすべての人もマツリビトですし、”祭る”ともなればお祭りに参加する人は誰もがマツリビトです。
ですから健太の指摘は政治家だけに向けられたものではなく、すべての日本人に対してだと考えるべきかもしれません。
なにしろ日本は国番号が「81」なのですから。
そして、神は内にあり。一人一人が神ですので。

毎年4月10日と8月10日になると、このことを思い出します。