日々是白馬村 part 65

2月4日、立春。今年に入って一番ではなかろうかという快晴に恵まれました。
アルプスが赤く染まる夜明けには山頂付近に十七夜の月が浮かんで大自然の神秘的な共演が見られ、夜が明けきってもこの日は珍しく山頂に雲やガスが発生してません。
これはチャンスだ。
「ハチ、今日は遠くへ行こうよ。どこがいい。そうだ、久しぶりに岩岳へ行こうか」
というわけで、ゴンドラに乗って岩岳スノーフィールドの山頂へ行くことにしました。
この日、夜明けごろの気温は-12.8度。山頂付近はさらに低いので寒くないように着込んで行ったら暑いのなんのって。
晴れた日は1時間に3~3.5度ほど気温が上昇するので11時には+1.2度に、12時には+4.3度まで上がり、日の出から4時間で14.0度、5時間で17.1度も上昇したことになります。やはり1時間で約3.5度ずつ上がっているから山頂でも暑いわけだ。

アパートからスキー場の駐車場まで車で5分ほど。9時前には着いたけどゴンドラの営業が8時30分からだったので、すでにリフト券売り場にもゴンドラ乗り場にもガイジンが並んでいました。とはいえこの程度ならどちらも10分ぐらい並ぶだけで大丈夫でしょう。
岩岳スノーフィールドのゴンドラは昨シーズンから新しくなり、料金も値上がりしてました。一般料金は2900円ですがボクは村民割引で1000円に。ハチは割り引きが効かず800円のままでしたけど。
2.9㎏しかないハチと30㎏以上ありそうな大型犬が同じ料金なのはどうかと思いますが、まぁいいや。行こう。

ゴンドラを降り、ゲレンデの手前を横切って小さな林を抜けると見えてきました。やってますねぇ。アルプスの少女ハイジの歌も聞こえてきました。超人気の空中ブランコの“ヤッホースウィング”です(写真 1・2)。

林の中まで楽しそうな声が響いてきたのでまずは空中ブランコへ行ってみました。白銀のアルプスに向かって漕ぐブランコは最高に気持ち良いでしょうね。順番待ちしてる人や周辺の観光客が注目してるのでちょっと恥ずかしくもありますけど。
冬に来たのは初めてです。この空中ブランコ、夏は2時間待ちになるのでそれを考えると冬の方がお得かもしれません。景色といい、、爽快感といい、待ち時間といい。今日は雲ひとつない絶好のブランコ日和ですね。
あっ、けど毎日この景色が見られるわけではありませんのでご注意ください。

展望台カフェ?が賑やかだったのでそちらも行ってみましょう。人気のパン屋さんがあり、その先のデッキへ出ると目の前には絶景が広がっているんです。
展望台になってるデッキの一部分は谷へ突き出ていて、ここが記念撮影スポットなので皆さん並んでますね。
少し離れて見ていたらちょうど水色カップルに順番がまわってきました。知らない人だけど写真を撮りますね。東南アジアからの観光客かな。ようこそ白馬村へ。とてもお幸せそうで何よりですこと(写真 3・4)。

次々と知らないカップルがいちゃつきながら記念撮影してるのを見ていても退屈なので林の中へ戻り、ハチと散歩していて気付いたんですが、今はいろんな設備が用意してあるんですね。
夏はゲレンデをぶっ飛ばすバギーに乗せてもらえるんですけど、冬も雪上バギーツアーがあるのでしょうか。それとも業務用なのか、スノーモービルとは違うマシンがありました。乗せてもらえたらメッチャ楽しいでしょうね。
かまくらも発見。中国から来てる若いお嬢さんたちが中に入って遊んでました。ミニスカートだと寒くないですか。それに、日本への渡航は自粛しないと習おじさんに叱られたりしないんですか?
かまくらの隣りにはネイティブのテントっぽいものがあり、ティピーと呼ぶのでしょうか、中で飲食ができるようになってました。
東南アジアからはスキーをしない観光客もたくさん来日していて、熱帯地方の人は雪を見たい触れたい遊びたいで来てるのでしょうから、そんな観光客にも楽しんでもらえるようにと観光開発の努力が垣間見えました(写真 5・6)。

暑くなってきました。だからミニスカートでも大丈夫なのか。
そろそろ帰ろうかとゴンドラ乗り場へ向かう途中、英語圏外の白人少女たちが木にもたれかかって写真を撮っています。何語を話しているのかは判りませんでした。
木と記念撮影?
と思ったら巨大な雪猫ちゃんがいて、なるほど。可愛い(写真 7)。

先月、スキー場の麓に冬だけ出現する屋台村へ行ったら猫バスのかまくらが作ってあり、やはり中国からの若者たちが“猫バスかまくら独占撮影大会”で盛り上がってました。猫関連は受けがいいんですね。
そういえば白馬村にも動物病院が開業したので、わざわざ30分かけて大町までハチを連れて行かなくてもよくなり助かってます。5分で着きますから。
その動物病院の向かい側には病院と同じ名前の猫カフェがあります。オーナーが同じ人なのかも(写真 8)。