大海人皇子。おおあまのおうじ、即位前の天武天皇です。
この”おおあま”って何でしょう?
大海人皇子は尾張の国とも縁が深く、大海人の”アマ”は海部氏の”アマ”ではなかろうかと考えられています。
また、海部氏といえば丹後の籠(この)神社を思い出しますね。
籠神社の御祭神は天火明(アメノホアカリ)、ニギハヤヒであり、海部氏始祖にあたります。
尾張連はニギハヤヒの子アメノカゴヤマが祖でして、んー、天武天皇はどのような繋がりがあったのでしょうか?
そして尾張氏とは?
尾張氏は近江や丹波とともに歴史から葬られたままになっていますので、ぜひとも謎を明かしたいです。
ヤマトタケル(と呼ばれてる人)に戻りますが、父(ということになっている)景行天皇には、美濃の久々利(くくり)から八坂入姫なる娘が嫁いでいます。
八坂入姫は第13代成務天皇の母であり、ヤマトタケルにとっては叔母さんになります。
八坂入姫の父は八坂入彦。
八坂入彦の父は第10代の崇神天皇で、母は尾張大海媛。
ん、大海?