[骨の妙味 41]

ついに「41」です。
数霊の講演会やセミナーに参加された人は「41」が何を意味するかを理解していただいているでしょうから説明は省きますが、何だか嬉しいです。
ちなみに”スピリチュアル・サイエンス”のコーナーで使っている名前の「μ(ミュー)ニュートリノ41」の「41」は、スーパーカミオカンデの高さが41メートルなのと、スーパーカミオカンデが稼働したのが(1996年)4月1日なのと、スーパーカミオカンデが鎮座する飛騨神岡は国道41号線沿いにあるのでそれらの「41」です。けどこのコーナーは[骨の妙味]ですので、骨のお話を。

勝つためのスポーツを本格的にしている学生さんには、ヒザの痛みに苦しんでいる人が多いようですね。
けどお医者さんへ行っても、何ともないって…………

何ともなかったら医者へ行かないってこと。
「レントゲンでも骨には異常はありません。まぁあんまり無理しないように。一応シップ薬を出しておきましょう」
それで商売が成り立つのが羨ましいです。

弥栄整体はスポーツ整体とは違うので、スポーツでの故障は少し分野が違いますが、ヒザ下のすぐ外側にある筋肉の付け根と足首をゆるめれば、痛みは消えるか和らぐ可能性が高いです。
今までの経験ではバスケットボール、バレーボール、テニス、サッカー、水泳、陸上、剣道などの選手を診てきましたが、弥栄整体的にはヒザ下と足首をゆるめたらほとんどの人に効果がありました。
人によってはお尻の筋肉もゆるめましたし、腰が固ければそれも問題です。
また、骨格全体のバランスだって影響しているでしょうけど、そうなってくるとスポーツ整体の先生にお任せした方がいいので、ヒザ下と足首のゆるめ方をお話しします。

ヒザのお皿のすぐ下にはヒザを包み込むように脛骨(けいこつ)の先端がありまして、それはちょうど広がった脛骨の先端にヒザが乗っかったようになっています。
股関節からヒザまでは大腿骨が1本だけですが、ヒザから足首までは太い脛骨と細い腓骨(ひこつ)の2本がありまして、お皿の下にくっついてるのは脛骨の先端部分です。
“弁慶の泣き所”と呼ばれる脛骨の真ん中あたりがスネですね。

どのようなスポーツでも脛骨の外側に沿った筋肉が固くなっていることが多く、ですから脛骨の外側にくっついた筋肉を骨からはがすようにゆっくり押してあげてください。
ヒザ下の脛骨先端外側のすぐ下から足首までを骨に沿って押していくと、どの部分がもっとも固いかが判るはずです。
多分ですがヒザに近い方が固くて痛いはずです。
その場合、足首からまっすぐヒザへ向かう脛骨の直線部分と、ヒザの手前で外側へカーブする脛骨先端部分の曲がり角が一番のポイントです。
曲がり角の奥に痛みの発生する箇所があり、筋肉の付け根が固くなっているはず。そこです。そこをゆるめてあげてください。
もし足首に近い方が固くて痛いのであれば、その場合はヒザよりも足首とかにも痛みが出ているでしょう。

あと、ヒザ全体を大きくしっかり回したり伸ばしたりして、練習後に手入れをすることがとても大切です。
勝つためのスポーツは”体育(身体の発育を促すための運動)”とはまったく別物ですので、練習が終わってから健康のために少し努力してあげてください。
その努力をせず手入れを怠ったままですと、やがては怪我の元になってしまいます。
というのも、勝つためのスポーツは身体にとって不健康な面もありまして、健康のための体育とは正反対の働きにもなり得ますので。

それと足首ですが、説明しにくいのと以前にこのコーナーで取り上げたような気がしますので、監督やコーチに聞いてください。足首のゆるめ方を教えてちょうだい、って。