「小宮御柱祭り 第1弾」

4月の「山出し」と5月の「里曳き」で諏訪大社の御柱(ミハシラ)大祭は終了しましたが、次は各地区にある神社の御柱(オンバシラ)祭りが始まり、それを小宮御柱祭りと呼びます。
小宮御柱祭りの規模は大小さまざまで、ほんの小さな祠でもそれぞれに4本の御柱を建てるため、それはそれは微笑ましい限りです。
小宮御柱祭りをおこなうのは小さな祠まで含めると300社を超えますが、中には諏訪大社に引けを取らないいほど立派な御柱を建てる神社もあります。
すでにいくつかの神社で新しい御柱が建ちましたが、今回は茅野市玉川地区の壺井八幡神社で御柱を曳かせていただけることになり、オリジナルのハッピに地下足袋で参上です。
そして総代さんの配慮で、なんとなんと憧れのメドテコに…………

メドテコに乗って”ヨイサッ”とオンべを振るのは諏訪の氏子の憧れであり晴れ舞台です。
諏訪大社の御柱祭りではメドテコに乗る若い人の勇姿をちょっと羨ましい思いでながめていました。
それがなんと、今回は総代さんや曳行長の配慮から、メドテコに乗っての曳行まで経験させていただき、夢が叶ってしまいました。
絶対に不可能だと思っていただけに、もう無我夢中でオンべを振って曳行を楽しみましたがバランスを取るのがむつかしくて、実はけっこう必死でしがみついていたんです、落ちないように。
茅野市玉川地区壺井八幡神社の氏子の皆様、本当にお世話になりました。
薙鎌を作る職人さんはこの地区にしか残っておらず、調べ事でここを訪れたことが結果的には氏子さんと親しくなれまして、ただただ感謝あるのみです。
建て御柱の終了後、懇親会まで誘っていただいたのは嬉しかったんですが、飲めや飲めやのビール攻撃にはには参りました。
さらには懇親会の最後に200人ほどの前で強制的に木遣りをなかされ(うたわされ=諏訪地方では木遣りを”うたう”とは言わず”なく”と言います)、もう恥ずかしいから絶対にやめてください。
ですけど今回はいろいろとお世話になったので、観念して仕方なしにヘタクソな木遣り恥ずかしながらなきました。
♪やぁ~~~~氏子のぉ~~~皆様ぁ~~~~
ありが~とおぉ~~~~

☆写真1:曳行開始前に氏子さんの前でご挨拶。皆さん快く受け入れてくださいました。

☆写真2:曳行の途中でメドテコに乗ることを許可していただき、オンべを振り振り曳行スタート。夢が叶った瞬間です。

☆写真3:建て御柱が終わり、てっぺんに御幣が打たれてこのモミの大木も神になりました。感動!

☆写真4:氏子さん200人ほどの前で木遣りを強要され、恥ずかしながらヘタクソな木遣りをないている様子。クソッ、練習してやる。

2016/ 7/19 10:51

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2016/ 7/19  9:05

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