諏訪大社の下社(春宮・秋宮)では半年に一度、鎮座する神々が社を移る遷座祭がおこなわれます。
夏の遷座祭は8月1日に神々が春宮から秋宮へ移るんですが、夏は同時にお舟祭りとして華やかな遷座で賑わいます。
お舟祭りは翁(おきな)と嫗(おうな)の人形を乗せた大きな舟をオンバシラと同じように大勢で引っ張りまして、今年の担当は岡谷市の長地(おさち)地区と下諏訪町だったため、長地の氏子さんに法被を用意していただき子綱を曳きました。
暑くて倒れそうだし重くてちっとも進まないしで苦労したけど、やっぱり曳行は楽しかったので来年も行きます。
写真3:最後に氏子を乗せたまま右へ左へまたまた右へとお舟を倒すんですが、ほんとイカれてますでしょ、諏訪の氏子は。
途中、お舟が倒れた衝撃で乗ってた氏子がふっ飛んでしまって救急車で運ばれたけど、諏訪の氏子はそんなこと意に介さずそのままお舟倒しを続けるのだ。くわばらくわばら。