ヘバーデン結節のお話しです。
ヘバーデンかスウェーデンか武勇伝か知りませんけど、昔からある症状に次々と新しい名前を付け、さも立派な病気みたいにしている医学界。ご苦労様ですね。
デンデンデデンデン、へバーデン。
6年半もほったらかしにしてました、このコーナー。
最近、ヘバーデンと診断されて悩んでる女性が多いようですけど、悩まなくて大丈夫です。
そのスノーデンですが、いえ、ヘバーデンです。エドワード・スノーデン氏は元NSA(国家安全保障局)の職員でした。
指の第一関節に問題が生じるこの症状は、圧倒的に女性が多いです。女性ホルモンが関係しているそうですね。判りませんけど。
それで、医者は治療法がないだとか、指をなるべく使わないようにしろだとか、大切にいたわってあげてくださいね、とか言ってるらしいですね。
アホか。私には治せません、って正直に言えばいいのに。
医学部へ2000万円も授業料を払って6年間も通ったのに教えてもらえなかったんですね。
まず、最初に考えていただきたいのは、指の第一関節が悪くなる直接の原因は、関節にはないであろうということ。
結果的に関節が疲れるのは、その仕事や作業に対して必要なように指を動かしたからです。
指を動かすための指令を脳が発し、その命令に従って指が動くわけですが、指を動かしているのは関節ではなく命令を受けた筋肉や腱などです。
手首から先にも筋肉はありますが、指を動かすのは筋肉というよりも、筋肉の一端である腱でして、この腱や指の関節を包み込んでいる靱帯を直接ゆるめてあげることが必要なんですね。
ヘバーデン結節の原因としては自律神経の乱れもあるようですので、自律神経を整えることも必要なのかもしれませんけど、腱をゆるめたほうが圧倒的に早いと思います。あとは胸椎1~2番の可動性と肩甲骨の第1エリアの張り。ですが今は肩甲骨と胸椎は考えないことにしまして、指の腱をゆるめてあげます。
指の関節と関節の間の腱を指でギュッとつまみ、押さえたまま骨からはがすように左右どちらかにずらします。時間をかけゆっくりと。痛みがあればゆるくずらすだけで大丈夫です。一カ所を2~3分ほどかけてゆるめたら、次は反対側へずらしてみてください。
関節と関節の中央あたりだとか、関節のすぐわきなど何カ所かでそれをおこなううちに指が細くなります。
指が細くなったら次は関節もスマートにしてあげるんですが、これは技術的に少し難しいのと言葉だと伝えきれないので、教室や練習会などでお伝えいたします。1時間ほどでマスターできます。
また、腱の押さえ方やつまみ方はいろいろあるので、それも学んでみましょう。
ただし関節を無理やり捻ったり強く押さえすぎたりはしないでくださいね。痛みが出るといけないので。