[骨の妙味 06]

今回は仙骨です。
不思議な仙骨、愉快な仙骨、おちゃめな仙骨、すごいぞ仙骨、そうだったのか仙骨の仙骨です。
それに、仙骨の“仙”は仙人の“仙”でして、数霊でも仙人は「41」になりますし。

仙骨っての形をしてるんですけど、場所が場所だけにあまり愛されてないのが現状でして、それが残念でなりません。
なので、いつかは「仙骨ファンの集い」とか「国際仙骨学会」とかが発足することを願ってます。

仙骨は、妊娠しているかどうかを判断できたり、十二指腸潰瘍の治療をしたり、あるいはヤケドをしたら仙骨2番を刺激すればケロイド状になりにくいとも聞いています。

ヒステリーだとそれが仙骨に現れますし、女性の場合は仙骨で“男運”もある程度予測できたりもして、美しい仙骨は人の願いを叶えてくれますが、イビツな仙骨は人生に困難をもたらします。

仙骨は、人が生きるための源になるエネルギーがわき出る場所のようで、そのエネルギーは仕事で使ったり遊びや食欲で使ったりして消費します。

が、そのエネルギーの中には性欲として消費すべき部分が含まれており、それがなされないとエネルギーが鬱積して、(多分そのことが原因で)大脳の緊張がゆるまずにいろいろな病を引きおこしているように思います。

病といっても肉体的なものに限らず、精神的ないらだちなどもそこには含まれていて、スピリチュアル系は特にその傾向が強いです。
なので、大脳の緊張が作り出す“神からのメッセージ”は、頭を触ればすぐに判ります。

仙骨エネルギーで性欲として使う部分が消費されていれば、そのようなことは起こりにくいはずですか、それがなされないと緊張しっぱなしの大脳が次々とメッセージを生み出し、それが神からのものだと錯覚しているんですね。

満足に性欲が消費されていれば、更年期障害がほとんど出ないことからも、性エネルギーを性欲として消費することがいかに必要かが判ります。
といっても、更年期障害はそれだけではありませんけども。

仙骨に溜まった老廃物を散らせば卵巣や子宮のハタラキがよくなりますし、坐骨神経痛や、場合によっては腰痛にも効果があります。

あと、男性の場合は判りませんけど、女性は鼠径部(足の付け根の前側)の不調・痛みは、仙骨に溜まった老廃物を散らすことで改善されることがひんぱんにありまして、婦人系のハタラキがよくなるからなのかもしれません。

5級の整体教室でも、危険の伴わない簡単な操作をお伝えしています。

やっぱりすごいぞ、仙骨。