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カミさんが逝きました

皆さんご存じかもしれませんが、今年の8月7日にカミさんが他界しました。
3年前から子宮体癌であることは判ってましたが、だからと言ってカミさんが放射線や抗がん剤の治療を受けるはずもなく、ボクとしても”ただの癌じゃん”と、気にしてませんでした。

それからは毎晩のように老廃物のたまった仙骨をゆるめたりしましたし、本人もあらゆる努力をしていましたが出血がひどく、貧血で何度も倒れていまして、ヘモグロビンの値が4、8とか5、3とかになっていました。
一番ひどかったときの数値が2、7で、それって死んでるでしょう。
倒れるたびに輸血はしてもらうんですが、カミさんはそれさえも嫌だったようで、強いと言えば強い。

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諏訪古事記

いよいよゲラの最終チェックが終わり、あとは10月末の仕上がりを待つばかりになりました。
表紙はこんな感じで、これはサンプルなので光沢などが実物と異なりますが、いよいよ最終段階に入りました。

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最後のオンバシラ祭り

信濃国三ノ宮は安曇野市の穂高神社だけかと思っていましたが、松本市の島立にある沙田(いさごだ)神社も三ノ宮で、住所も字は三ノ宮でした。
信濃国二ノ宮小野神社のオンバシラ祭りでお世話になった氏子さんに沙田神社の役員さんを紹介していただき、最後の最後、本当に最後になる沙田神社のオンバシラ祭りに参加することができました。

曳いたのは町区・永田区が曳行する二之御柱で、この地区の氏子さんがこれまた親切でして、お供えしたお神酒とご祝儀のお返しにと木遣り衆の皆さんがお礼の木遣りを鳴いてくださったり、曳行途中でオンべを振らせてもらったり、やっぱり飲め飲め攻撃を受けたり、お昼にはお弁当まで用意していただきまして、何から何までありがとうございました。

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原稿、書き終わりました

2月5日に書き始めた『数霊 諏訪古事記』の原稿ですが、本日8月11日にやっと完成いたしました。

今回は23マス×18行の特殊な原稿用紙を用意して661枚。
一般的な20マス×20行の原稿用紙に換算すると684枚になり、やっぱりいつもと同じでした。
途中で380枚を書き直したので、それも合わせると1000枚を超えてしまい、ですから書き上げるのに半年もかかってしまいました。
書き上げたのに、来週はまた諏訪に行ってきます。

ゲラができたらまた訂正や書き直しがあるでしょうが、秋には発売できると思います。
タケミナカタは出雲といっさい関係ないですし、コトシロヌシもそうでした。
天武天皇や持統天皇についてはもう驚いちゃって、日本は歴史認識を改めろという中国や韓国の政府はある意味で正しいっす。

たこ焼き友の会in福井

5月6月は仕事が忙しいのと空いてる時間はすべて原稿を書いてるのとで「弥栄古代史研究室」をほったらかしにしてますが、書きたいことがたくさんありまして、信濃に陪都を計画したのは実は天武天皇じゃなかったことや、ヤマトタケルの物語の一部は天武天皇がモデルかもしれないことや、天智天皇系は諏訪へ入ることを拒否されていただろうことなど。
次作「諏訪古事記」は370枚書いた原稿をすべて破棄して1枚目から書き直したものが、やっと540枚まできました。
あと100~150枚で完成ですので、そしたら「弥栄古代史研究室」も再開します。
今日はそれまでのつなぎと申しますか、しょうもない話題をひとつ。たこ焼き友の会が進化しているという話です。

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信濃国二之宮小野神社 里曳き最終日

1月15日の綱縒り祭
3月25~26日の山出し
4月22日の遷座祭
5月3~5日の里曳き
年が明けてからの主だったオンバシラ行事にはすべて参加させていただきましたが、いよいよ最後の日を迎えました。
今日は四之御柱の曳行と建てオンバシラで、隣接する弥彦神社は昨日までに4本のオンバシラを境内に曳き入れていて、最終日の今日はそのすべての建てオンバシラをおこないます。
弥彦神社の一之御柱はこれまでないほどの立派なモミの大木で、諏訪大社の一之御柱と長さは同じ、太さも二之御柱並みの巨木です。
弥彦の一之御柱と四之御柱を建てる責任者は自称オンバシラバカの矢島さんたちなのでこれも見てみたいし、小野の四之御柱も曳きたいしで、名古屋のオンバシラバカは今日も忙しい。

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信濃国ニ之宮小野神社 里曳き 第2日目

里曳き2日目は古町(ふるまち)が担当するニ之御柱の曳行と建てオンバシラです。
ここは綱縒り祭から参加させていただいてるため、一番楽しみにしていました。
曳行開始時は曳き子が少なく、木遣り唄に合わせて曳いてもオンバシラはまったく動かない。こうでなくっちゃ。動かないから面白い。動かないから本気で曳く。これぞオンバシラの醍醐味で、昨日も一緒だったイキのいいお母さんたちと力一杯に子綱を曳いたところ、おめでとうございます、動き出しました。
ただ、オンバシラが進むにつれて曳き子さんが増え、後半は昨日のようになってしまいましたけど。

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信濃国ニ之宮小野神社 里曳き 第1日目

里曳き前日5月2日の夕方、御神酒やその他のお祝いを持って小野神社の社務所を訪ねたところ、宮司さんや各地区の総代さんらが集結されていていきなり飲めや飲めやで、まぁそれは楽しいからいいんですけど、ものスゴいプレゼントをいただいてしまいました。
これ(写真1)、建て替えのために倒した前回のオンバシラです。
それに、翌日からオンバシラ祭りに参加する11人のために、氏子さん専用の木製御守りを用意してくださったり、祭り期間中の駐車場も特別許可を出していただいたりと、何から何までありがとうございます。

あたりが暗くなった7時からの湯立て神事は、釜にお湯を沸き立たせ、翁に扮した宮司さんが笹をお湯に浸してまわりに振りまくちょっと恐ろしい神事でした。

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