諏訪大社の式年造営御柱大祭は、まず4月2日~4日の上社(前宮・本宮)「山出し」で幕が開けました。
上社の「山出し」は八ヶ岳麓の網置場と呼ばれるスタート地点から御柱街道を約12㎞曳行して御柱屋敷に向かいます。
途中にはいくつもの難所や見せ場があってここぞ技と度胸の見せどころですが、氏子さんたちは皆さんカッコよかったです。
写真1:「川越し」をする本宮二之御柱。この直後に御柱は勢いよく川の中へと突入。曳行するのは中洲・湖南地区で、山吹色の衣装が鮮やかでした。
写真2:川を渡る本宮二之御柱。メドテコに乗りオンべを振って「ヨイサッ」の掛け声を響かす若い衆にとってはまさに晴れ舞台です。
写真3:曳行を終えて御柱屋敷に到着した前宮三之御柱は玉川・豊平地区が担当です。この地区は「気落し」も「川越し」も氏子さんたちによるパフォーマンスが盛りだくさんで、最後まで楽しませてくれました。
次は4月8日~10日におこなわれる下社(春宮・秋宮)の「山出し」で、5月には上社・下社の里曳きでいよいよ御柱が境内に建ちます。