「567」part 2

前回は出口王仁三郎が”ミロク”と読んだ「567」は、”コロナ”とも読めるお話しでした。
そして最後の2041年についてなんですが、数霊の「41」が”神”だからとか9方陣の中心だからという訳ではなく、歴史的な巡りが見事に一致する年回りなんです。
一応、日本の歴史として神武天皇が即位したのは紀元前660年になっています。もちろん史実としてはデタラメで、紀元前660年ごろは縄文時代の晩期と弥生時代の初期が重なった時代なので、天皇(大王)が即位して全国を統一などということは絶対にあり得ません。
神武即位が紀元前660年に設定されたのには訳がありますが、それについては長くなるので省きます。
それで、実際には日本に大王らしき人が誕生して今の歴史時代が始まったのは241年と予想され、紀元前660年からだと900年後になります。

紀元前660年は干支で辛酉(かのと・とり=しんゆう)の年。
十干の甲・乙・丙・丁…………と、十二支の子・丑・寅・卯…………の組み合わせは60通りなので、60歳の還暦は干支60年をひと巡りしたお祝いなんですね。そして61年目は元に戻ります。
ですから紀元前660年から干支が15巡すると240年で、241年が紀元前660年と同じ辛酉(しんゆう)になります。
見事に日本の古代史は干支を15巡り古く見せてるんですね。
そして、241年の辛酉からちょうど30巡りして同じ辛酉に戻るのが2041年になります。神武が即位したことにしてあるに紀元前660年からだと45巡りして辛酉に戻るわけです。

紀元前660年からだと、240年までが干支15巡りで、2040年までは干支45巡り。
「15」は3方陣で縦・横・斜めのそれぞれの和であり、「45」は3方陣のすべての数の和になります。
つまり、2041年は日本の歴史上でとても意味深い巡りの年回りということになり、7回目の立て替え立て直しが正しく成されなかった場合、国家の在り方や国家形態が著しく変わってしまうであろうことが予想されます。
そうなった場合、果たして日本という国家がこのまま継続されるのかも怪しいわけでして、そうならないようにするため残された今後20年が軌道修正の日々になるのでしょう。2041年も日本国家が今のように存在し続けるための。