6年前、諏訪大社のオンバシラ大祭が終わった後、各地域の神社でおこなわれる小宮オンバシラ祭りに10社ほど参加させていただきました。
どこの小宮オンバシラも楽しかったんですが、中でも上諏訪の手長神社は国道を全面通行止めにするは、里曳きは初日も2日目も踏み切りを渡るは、空が暗くなるのを待って提灯片手に200段の急な階段を曳き上げるはで、次回も絶対に参加したい小宮オンバシラでした。
そんな訳で今回、9月18日の山出しと24~25日の里曳き、フル参加させていただきました。ある氏子さんの従兄弟ということにして。
というのも、地域によっては部外者の参加を厳しく制限していて、親戚であっても参加できない町内もあるんです。
ただし手長神社が鎮座する上諏訪地区の氏子さんは諏訪地方全エリアの中でもっともくだけた?人たちが多いので助かりました。何しろオリエンタルラジオの藤森慎吾さんを生んだ地区ですし。そうそう、今回も参加されてましたよ。
ボクは最初から最後まで一之御柱を曳かせていただいていたんですが、25日(里曳き2日目)の曳行はすぐ後ろを三ノ御柱が迫って来てたので、藤森さんがいるかもと思って見に行きました。そしたら発見しました。
ちょうどお帰りになるところだったんですが、声を掛けたらマスクを外して写真に応じてくださったので、「藤森さん、カッコウィーィ」って言ったらこんなポーズを(写真1)。
ありがとうございました。
そういえば24日(里曳き初日)に踏み切り前で通過列車待ちをしているとき(写真2)、オンバシラの先頭へ行ってみたんです。
そしたら、写真はありませんけど目の前1メートルのところに顔を知ってる男性がいて、総代さんたちと親しそうに話をしてました。
このオジサン誰だっけ?
絶対に知ってるぞ、この顔。
テレビで何度も見たことあるような…………
あっ、思い出した。
この男性、後藤茂之厚生労働大臣じゃんか!
そうか、後藤大臣は諏訪の出身だったんだ。
けど声は掛けませんでしたよ。だって、いつまでアメリカのワクチンビジネスに付き合うつもりなんだっ、とか、コロナが終息すると困る奴がいるもんだからいつまでも国民の不安を煽るんだろバーロー、とか言っちゃいそうなので。この場ではちょっとマズい。
なので黙ってました。
そんなことはどうでもよくて、今回の一之御柱はとにかく動きませんでした。
山出しなんて下り坂なのに動かない。まぁ、山出しは山奥から始めるので一般氏子さんが少ないんですが、下り坂でも動かないってどうなんでしょう。
それでも里に近づくにつれ自宅前から参加する氏子さんがいつの間にか増えて何とか動くようになりましたが、めちゃくちゃ疲れました。
ちなみに上諏訪地区の氏子さんは一見するとちょっと怖そうな人が多いんですが、この人たち一般氏子にはめちゃくちゃ低姿勢で謙虚で優しくて、しかも頼りになるんです(写真3)。
今回もお世話になりました。
part 2へ続く。