移住前 part 3

本日(8月24日)、晴れて長野県民になりました。
引っ越しは8月31日なので、白馬村への転入は9月1日にしようと思っていたんです。
別に新学期に合わせるとか、関東大震災から100年だからとかではなく、ボクが生まれた1963年10月17日は旧暦だと9月1日の新月でした。
生まれたのが旧暦9月1日なので、還暦前の白馬村移住は新暦で9月1日にして、ついでに引っ越しの8月31日は満月なので、生まれた日の新月、晩年の大冒険の始まりが満月。旧暦と新暦、新月と満月が対称的になって面白いやと思っていたんです。
で、引っ越し前にしておきたい手続きがあったので白馬村の役場へ行って事情を説明したところ、9月1日に転入するなら9月1日以降じゃないと転入手続を提出できないらしく、そうなると白馬村の住民票や実印の印鑑証明も9月1日からしか発行されなくなってしまいます。それだと困るんですよ。

というのも、名古屋の銀行から新しい住民票と印鑑証明の提出を求められていて、どうしようか迷っていると、
「日付を今日にしていただければ、すぐに住民票や印鑑手帳もお出しできますよ」
「そうなんですか。
じゃあ、そうします。ここに今日の日付を記入すればいいんですね。あれっ、今日は何日でしたっけ?」
「8月24日でございます」
「そうでしたね。24日………あっ!」

8月24日は死んだカミさんの誕生日でして、生きていれば今日で59歳です。
ボクは白馬村移住を自分で自分への還暦祝いということにしていたんですが、ひょっとしたらカミさんからの贈り物?
この1ヵ月、話がすんなりまとまりすぎるとは思ってました。
カミさんは亡くなって6年が経ちますが、遺骨はお墓に入れてないため位牌と一緒に白馬村へ連れて行くつもりでしたので、そんなカミさんからのねぎらいかもしれないですね。

お陰で8月24日をもって、住民票もマイナンバーカードも運転免許証もすべて白馬村の住所になりましたし、健康保険証や印鑑手帳は白馬村の発行になりました。
住民票をもらったとき、住所が白馬村になっているもんだから思わずニヤケてしまいました。ヤッター、白馬村の村民になったどー、って。

それと、これまた不思議というか必然というか、名古屋の自宅の氏神様(鎮守の森)は諏訪神社なんですが、白馬村で借りた部屋も鎮守の森の神様が諏訪神社でした。
どれだけ諏訪に縁があるんのでしょう。だからオンバシラを曳きに諏訪ばかり行っているんですかね。
ちなみに9月のオンバシラは松本市内の神社で、そこは諏訪神社ではないんですが白馬村からだと約60㎞。名古屋の自宅からは200㎞ほどあるので近くなって嬉しいです。
近いといえば、八方尾根スキー場の第3駐車場からアパートまでを測ったら900メートルでした。
スキーを終えてから名古屋の自宅まで4時間も運転しなくてよくなりました。1~2分で着きます。
スキー場の駐車場からアパートまではゆるい下り坂なので、道路に雪があれば滑って帰れるし。笑えます。
だとすると、行きは徒歩か。