6月10日でまず思い浮かべるのは岡本天明氏。
昭和19年6月10日に始まった自動書記こそが「二二八八れ十二ほん八れ(富士は晴れたり日本晴れ)」から続く「日月神示(ひつくしんじ)」ですね。
次作「遷都高天原」でも言納の地元愛知県犬山市の尾張富士でこんなのが…………
人々に
真(まこと)伝えるそのたびに
己れますます真(しん)となる
ますぐに立ちて 澄みきりて
伝えよ真(しん)を 神なる真(まこと)
…………(途中略)…………
日之本の民 くもりは晴れて
富士は晴れたり日本晴れ
6月10日が時の記念日になったのは、西暦671年天智天皇の時代、大津の宮に設置された水時計が鐘や鼓で時刻を知らせたことが、日本書紀に記されていることに起因するらしいです。
それがどうやら6月10日(旧暦では4月25日)なのだとか。
時の記念日とはまったく関係ありませんが、天智天皇の正体は
百済の余豊璋と
新羅の武烈王金春秋
を合体させてあることが詳しく検証してある著書が面白くて仕方がないんですが、細かい文字で1100ページを越える分厚さなのと、朝鮮半島の人物名が読めないため、1日で20ページしか進みません。
天武天皇もまた面白く、以前に読んだ著書には天武の正体が高句麗の蓋蘇文と出ていましたが、別の説では新羅の文武王金多遂とのことで、朝鮮半島が久しぶりに楽しいです。
1100ページによりますと古代中国人が、「韓」の文字を朝鮮半島に暮らす倭人に当てていたとのことで、韓=朝鮮ではなく、韓=倭なんだそうです。ホンマでっか?
1100ページとは別で、イヨンヒ著の「天武と持統」も笑ってしまいました。
万葉集の歌は、古代韓国語の音に漢字を当てはめて、その漢字の意味で歌を解釈してあるため、まったくもってハチャメチャな訳なんですね。
まずは歌を読んでそれを古代韓国語の発音に直し、その発音に合う本当の言葉を探すと見事に意味のある歌が現れてまいります。
学校の授業、聞いてなくてもよかったってことなのでしょうか。
「遷都高天原」、650枚を越したところで終わりにしました。
今回は横書きなので、いつもより50枚少ないです。
価格は多分ですが税抜きで1600円。原稿用紙1枚あたりで2円46銭。あっ、2時46分と同じ数字だ。