長崎で起きた女子高生の事件ですが、マスコミやコメンテイターは加害者の精神面ばかりを論じています。
もし今回の事件で、酒鬼薔薇聖斗と同じ欲求がもたらした悲劇だと感じている人は、肉体が精神に与える影響をよくご存じなのではないでしょうか。
おそらくですよ、ホルモンバランスの問題であり、元の原因は頸椎(首の骨)の1番・2番の歪みです。
酒鬼薔薇聖斗はそれであったと確信しておりますが、今回も…………
酒鬼薔薇聖斗事件でまず思ったことは、親は彼にどんな接し方をしてきたのかということ。
それで彼の親が発表した手記を全文読みました。
驚いたことに、手記を読んだ範囲ではですが、彼の親は父も母もいたってまともでした。
彼の家族は団地に暮らしているため、子供の友達が出入りしやすいようにと、母が在宅時はドアを開けたままにして、まわりの人たちとコミュニケーションが取りやすいよう心がけ、父は段ボール箱を組み合わせて滑り台をこしらえ、手作りの玩具を子供たちに与えていたようです。
買ったオモチャではなく、親が工夫して子供のために玩具を作ったり、休みの日には家族で近所の草刈りをしたりと。
なので、決して無責任でデタラメな親ではありません。
ではそんな親の子供がナゼあのような猟奇的な殺人事件を起こしてしまったのでしょうか。
手記で気になったのは、酒鬼薔薇聖斗が1歳半のころ(だったと記憶してます)、転んで頭を強打しているんです。
その時には特に問題が出たわけではなかったようですが、おそらく頸椎にダメージがあったのでしょう。
やがて彼は成長し、小学校の高学年になりました。
歪んだ頸椎からは徐々に可動性が失われていきます。
彼は理科の授業でおこなったカエルの解剖で、初めて性的興奮を覚えたようです。
つまり、カエルを解剖して勃起したんです。
その興奮を求め、彼は自身でもカエルを解剖することで射精し、性的欲求を満たしました。
それがやがて性の対象はカエルからもっと大きな生き物へとエスカレート。
猫を解剖してその興奮で射精し、犬を解剖してまた性的欲求を満たし、ついには近所に住んでいる仲の良い小学校を………
今回の長崎でも、加害者は小動物の解剖を繰り返していたようですし、解剖する対象がヒトにまでエスカレートして選んだのはよく知る友人です。
通常は性的興奮を異性の肉体に感じますが、何かホルモンバランスの問題で性的な対象が変化し、生き物の肉体内部に興奮してしまうようになったのでしょう。
これは生理的なものなので、原因を加害者の肉体に見出ださなければ解決しません。
そのもっとも初期の原因こそが頸椎1番・2番の歪みによる思想的変化、頭蓋骨の蝶形骨等によるホルモンバランスの崩れ、胸鎖乳突筋等の張りにより感情コントロールの不能等ではなかろうかと思います。
なので加害者が更生するにはそれらを糺すことが必要不可欠であり、それをせずに”言って聞かせて改心させて”では、また同じことを繰り返す可能性があります。
頸椎や頭蓋骨の問題点が生まれつきのものなのか、怪我によるもなのが、極度の眼精疲労なのか、はたまた”食”が影響しているのかは判断できません。
また、実母の死のショックとその直後の父の再婚も15歳の少女には大きな影響を与えているかもしれません。
それでも原因究明につながるのなら、このような方面からも研究を続けるべきでしょう。
骨はそこまで人を支配しているのですから。