幾星霜
めぐりめぐりて豊穣の
女神立ちたる諏訪の地で
黄金の稲穂 両の手に
抱えし姿 見えたるか
幾星霜
豊穣の 女神なりしと称えられ
数多(あまた)の像は造られし
幾多の畏怖と崇拝に
真なる姿は隠されし
知りたる者よ 今ここに
真澄の心 差し出して
深き謝罪と感謝をの
時空を超えてその心
光となりて地をめぐり
風に乗りては空を舞う
まことに佳き日 めでたき日
あらかじめこれをいただいておりまして、10月20日に諏訪へ下見に行きました。
それでミシャグチの裏山の磐座も予想していたところに間違いなかったため、23日に再び諏訪へ行きアナトリアの女神にご挨拶してまいりました。
指定されたお神酒の「真澄」とハチミツ、そして稲穂などをお供えし、これをお返しいたしました。
遥かなる
縄文からの時を超え
歩みし歳月
積み重ねること幾星霜
陽は昇り 陽は沈み
幾百万度とくり返しつも
変わらぬ神の御心に
触れる諏訪の地 今日の佳き日
晴れの日も
雨風はげしい嵐の日
雪に埋もれる冬の日も
神々が
人を想う御心は
なんら陰ることはなし
………(途中略)………
モリヤこそ
神との邂逅(かいこう)果たす地なりと
定めし”光の都”なり
モリヤ山こそ遷都の地
神体山なるめでたき地
つつしんでお祝い申し上げます
途中を略しましたが、このようなお返しをしたところ、それに対してまたお返事が届きました。
それで、どうやら諏訪大社式年造営御柱(みはしら)大祭がとても重要みたいなんです。通称”御柱(おんばしら)祭”のことです。
御柱祭は七年に一度と表現されていますが、カゾエでのことなので実際は六年に一度、申年と寅年におこなわれます。なので来年2016年はそれに当たります。
大きな柱を立てる祭りは海外でもおこなわれていて、特にネパールでのそれは諏訪などの御柱祭とそっくりです。
諏訪などと申しましたのは、諏訪大社以外でも御柱祭はありまして、ですが知る限り大きなお祭りは長野県ばかりです。
この御柱祭がどうしてアナトリアの女神にとって重要なのか、御柱祭に集中していろいろ調べてみます。
ですがこちらは番外編なので御柱祭は通常編で詳しく取り上げることにして、磐座前の簡単な祭壇は2012年のタガーマ・ハランと同じようになりました。
どちらもトルコの女神なのでお供えにハチミツを指定されましたが、今回のお神酒は日本酒。赤ワインは持っていきませんでした。
磐座前のヒノキに結ばれたヒモのようなものは、栃木県産の麻です。