「御柱ロス」

諏訪地方の各神社で小宮御柱祭りが終わり、残すは小さな祠の御柱だけになりました。
気持ちを切り替えて11月8日には諏訪大社の本宮で「鞴(ふいご)講神楽」に参加しつつ、諏訪の製鉄や鍛冶についての調べ事を再開しましたが、御柱ロス感は激しい禁断症状を伴いそうです。
「鞴講神楽」は通称”フイゴ祭り”と呼ばれ、要するに製鉄にまつわる祭りなので、茅野市玉川神之原地区の「山作り衆」や茅野市玉川山田地区の「薙鎌の会」など鉄にまつわる仕事をされている人たちの祭りですが、詳しくは「諏訪古事記」でお話しいたします。
来年3月には信濃国二之宮小野神社で御柱祭りの山出しが、5月には里曳きがありますが、それまではロス感に耐えつつ御柱貯金をしておきます。何しろ遣えるお金も遣うべきでないお金もすべて諏訪で遣いきってしまいましたので。

☆写真1:諏訪地方ではほんの小さな祠にもそれぞれ可愛い御柱を建てますが、参加した最後の小宮御柱も実はこんな感じで”山の神”を祀る祠でした。

☆写真2:ですから諏訪大社の御柱に比べるれば見劣りするでしょうけど、それでも一之御柱はなかなか立派な御柱でした。
曳行開始直後にいきなり乗せていただきましたが、砂利道は振動が激しくてお尻が痛い。

☆写真3:上社(前宮・本宮)エリアは小宮御柱でも派手なメドテコを取り付けるためにぎやかな曳行になりまして、これは茅野市玉川の多留姫神社で一之御柱に乗せていただき曳行中の様子。

☆写真4:あちこちの小宮御柱で氏子さん用の木札お守りをいただきました。6年前に建てた御柱を撤去(御柱休め)して、その柱で作ったお守りを氏子さんに配ったのがこれです。
「熊二」とか「春二」は人の名前ではなく、それぞれ「熊野神社二之御柱」と「諏訪大社春宮二之御柱」。

2016/11/ 6 10:47

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2016/11/10 17:49

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