数霊文庫[3]『数霊 フィクションシリーズ』

数霊(かずたま)フィクションシリーズ

高次元の世界はどこか遠くにあるのではなく、
人々が暮らすこの三次元世界の中にある。
三次元の世界を高次元意識で
生きられるかどうかが問題なのだ。

数霊フィクションシリーズ

『日之本開闢』から始まった数霊フィクションシリーズも、『諏訪古事記』が第8弾になり、高校を卒業したばかりだった言納が、とうとう母になった。
健太と言納が各地の神社で神々からたくさんの教えを受け、人として成長する姿はシリーズだからこその醍醐味だ。

フィクションが出されるきっかけとなったのは、たま出版の『数霊』を読んだ読者から、数霊をもっと日常でも活かせる使い方を教えてほしいとの声からだった。
それで著者は自分の経験をベースにフィクション化したのが『日之本開闢』なのだが、著者に次から次へと届く神々からの指令?がやがては国内のみならず海外にまでおよび、その内容が激しいし面白いので、これほど長いシリーズになってしまった。
そのことについては著者本人も出版社も予想だにしていなかったが、神々から主人公たちに届けられるメッセージについては読者からも高い評価を受けており、バイブルにしているファンもいるほどだ。

シリーズの中で主人公はいろいろな体験をするが、基本的には著者が実際に体験したことが物語になっている。
もちろんフィクション用にあれこれ脚色したり大袈裟な比喩もたくさんあるが、エジプトでもイスラエルでもトルコでも、ベースとしては多くの出来事が実体験なのだ。ある意味スゴいし、ある意味恐ろしい。実はこの著者、イラクへ行けとか、北朝鮮の白頭山へ来いと指示されたこともあるそうだが、無視したらしい。

主人公の二人、健太と言納は架空の人物だが、シリーズで何度も登場する戸隠蕎麦の仁王門屋さんや吉野の櫻本坊は実際に存在するので、訪ねる読者も多いと聞く。
神社にいたっては、主人公が不思議な体験をした神社へ自分も参拝したくなるし、ついつい何か不思議なことを期待してしまう。
しかし、シリーズを通して神々からのメッセージは、決して外に神を追うなと繰り返されており、そのお陰で健太と言納は道をはずすことなく豊かに成長をとげている。
今後、二人はどうなるのか、続きが楽しみで仕方ない。

※舞台となる場所(一部)
蝦夷地北海道神宮、山城国賀茂別雷神社、大和国三輪山大神(おおみわ)神社、近江国御上(みかみ)神社、出雲国神魂(かもす)神社、丹後国籠(この)神社、飛弾国水無(みなし)神社、美濃国風神(かざかみ)神社、尾張国尾張戸(おわりべ)神社、大和国葛城一言主(ひとことぬし)神社、紀伊国神倉神社、信濃国戸隠神社、陸奥国青麻(あおそ)神社、出雲国日御碕(ひのみさき)神社、摂津国廣田(ひろた)神社、対馬国和多都美(わたつみ)神社、大和国吉野櫻本坊(さくらもとぼう)、信濃国木曽御嶽山頂上本社、越前国平泉寺白山神社、エジプト国アブシンベル神殿、イスラエル国シオンの丘、トルコ国タガーマハラン(高天原)、琉球国伊平屋島クマヤ洞穴、飛弾国スーパーカミオカンデ、常陸国50GeVシンクロトロン、美濃国金山巨石群妙見神社、山城国鞍馬山奥の院、尾張国熱田神宮、伊勢国多度大社………………