数霊文庫[2]『数霊辞典』

数霊辞典(かずたまじてん)

数についての意味を届けてくれる、
あなたへの贈り物。
数霊解説の決定版

数霊辞典

    右:ヒカルランド 四六判 本文417ページ 1851円+税
    左:5次元文庫 文庫判 本文372ページ 800円+税

『数霊力で望む未来を選びとる』(ヒカルランド)と、『数霊に秘められた宇宙の叡智』(5次元文庫)はどちらも数霊ファンの間で“数霊辞典”と呼ばれているベストセラー。
基本的な内容としてはどちらも同じだが、5次元文庫版の方が先に出版されているため、手を加えて後から出版されたヒカルランド版はより充実した内容になっている。
なので、詳しく知りたければ単行本(ヒカルランド)、鞄に入れて持ち運びたいのなら文庫本(5次元文庫)と、使い分けがされているようだ。

はせくらみゆきさんとの共著である数霊辞典は、はせくらさんが女性の持つ感性を遺憾無く発揮し、数霊に新しい息吹を吹き込んだため、深田ワールドだった数霊の世界が大きく広がった。
それにより、自分の名前を数にしてみると、その数の持つ意味が具体的に示されており、どのように捉えればいいかも一目瞭然である。なので、自分だけでなく家族や友人の名前を数に変換し、その数が持つ意味や働きを伝えることもできる。
さらにはカップルやパートナーの場合、二人の名前の数を足す。その数は二人が一緒になることで現れる数なので、二人が組んだときの意味合いや世の中に対してどうあるべきかを具体的に知ることができ、まさにそれこそが数霊の叡智である。
また、例えば時間や車のナンバー、買い物をしたときの金額やおつりなどで何度も続けて目にする数がある。そんなとき、これはいったいどんな意味があるだろうかと気になるが、数霊辞典はそれも瞬時に解決してくれるので、実にありがたい存在だ。

また、深田ワールドは数霊を“数霊学”としてないところに最大の魅力がある。
というのも、数霊を運命学のような枠がある学問にしてしまうと、学問が先にありそこへ人をあてはめる“学主人従”になってしまう。
しかし人の玉し霊はそれほど安易でちっぽけな存在ではないので、“人主学従”にしておかないと、人の可能性が狭まってしまうからだ。
したがって、数霊辞典は数の捉え方のサンプルを示したものであって、それを元にして数の捉え方や数から受け取るメッセージを各自で感じ、各自で意味付けしてほしい。深田は全国各地の講演会でそう話している。

数・数字・数霊をこれほど判りやすく、しかも人々が普段の生活の中で日常的に活かせるようになったのは数霊辞典が世に出たからである。これまで神道の世界で細々と育まれてきた数霊にとって数霊辞典は革命とさえいわれ、しかも小難しい学問書でないのが嬉しい。
誰もが数霊に親しみ、自分らしく生きるための捉え方ができる。それが数霊なのである。
数霊の世界へようこそ。