大谷選手のドジャース初ホームランにテレビ各局は朝から晩まで大騒ぎ。開幕から9試合目だそうで、9方陣の中心は41。大谷選手も41打席目なんですってね。おめでとうございます。
さて、小林製薬の社長の顔が辻元清美議員に見えて仕方ない今日このごろ、白馬村の冬は完全に終わりました。そして4月1日、”41“の日に新しいアパートの鍵を受け取り、人生8回目の引っ越しを始めました。
ついに、ついに冬が終わってしまいました。
3月26日以降は早朝の最低気温がマイナスにならなくなってきたのでヤバいと思ってましたよ。
日中の最高気温なんて18度前後の日が続くもんだからハンパないスピードで雪が溶けてしまい、道端ではそこらじゅうでフキノトウが新しい命を芽吹かせ、その隣りでは可憐な花が彩りを添えてくれてます。フキノトウって国道沿いであろうが、アパートの駐車場脇であろうが、田畑のあぜ道であろうがどこにでもでも芽を出すんですね。(写真 1・2)
どれだけ冬が厳しかろともちゃんと春の訪れを待っていて、なんて健気なんでしょう。1日3回、ハチの散歩は冬でも春でも楽しさは変わりませんでした。
冬が去るのを名残惜しいと思っていましたが、小さな命の輝きを目にすると春の訪れってやっぱり嬉しいものですね。白馬村はこれからしばらく残雪と新緑のまばゆい季節を迎え、色鮮やかな心地よい日々が続きます。
…………と言いたいところですが、4月に入る前からすでに毎日が暑いです。春というよりは夏弱って感じです。震度5弱みたいな。
思えば2月の中旬(13~19日)には最高気温が12~15度まで上がり、人里もスキー場も雪がジャンジャン溶けました。もう冬は終わりかっていうぐらいに。
ところが2月22日から冬に舞い戻って毎日が雪、雪、雪。それが3月23日まで間続いたもんだから嬉しいのなんのって。スキー場の関係者も大喜びしてました。
2月22日~3月23日までの約1ヵ月間、晴れた日も5~6日はあったけどあとは毎日が雪で、積雪30~40センチの日が4回。10~20センチが6回ほどありました。他の日は数センチ積もる程度だったので、そんなんでは雪が降ったとか積もったとか言いません。地元のおばちゃんとの会話にも“雪”という単語さえ出てきませんし。やっぱり20センチぐらいは積もらないとね。
ですが、そんな白銀の清らかな世界は遠い昔。今となっては夏弱の暑い中で汗をかきながら新しいアパートまで毎日少しずつ荷物を運んでます。
今度は大きな窓から正面にアルプスが見られるので、理想の景色にはまだ程遠いですけど確実にステップアップしました。
テラス越しに見えるアルプスです。(写真 3)
景色を遮る建築物がいくつもありますが、なんとか白馬三山や五竜岳が見られます。
左半分の電柱が並んでいるように見えるのは白馬高校のグラウンドです。
白馬高校といえば、98年の長野大会からモーグルでオリンピック5大会に連続出場された上村愛子さんの出身校です。
また、14年のソチ大会と18年の平昌大会で銀メダルを獲得されたノルディック複合(ジャンプ+ノルディック)の渡部暁斗さんも白馬高校出身です。実はこのアパート、渡部さんも以前に入居されていたそうです。どうでもいい話ですけど。
他にも白馬高校出身のオリンピアンは何人もいて、スゴいですね。
26年のミラノ・コルチナダンペッツォ大会に出場するであろうフリースタイルスキーの近藤心音(ここね)さんも白馬高校出身なので楽しみにしてます。もし出場すれば大会期間中に誕生日を迎えることになり、おめでとうございます。
ちなみにですが、今までのアパートもボクの部屋の真上はオリンピック選手です。渡部さんと同じノルディック複合の選手で、22年の北京大会に出場してます。今季もワールドカップでポイントを獲得してるので、ミラノ・コルチナダンペッツォ大会の代表候補なのでしょう。
そうそう、ノルディック複合といえば92年のアルベールビル大会と94年のリレハンメル大会(このときのみ2年間隔)で金メダルを獲得された荻原健司さんは現在長野市の市長をされてます。
ハチを新しいアパートに慣れさせるため一緒に連れて行き、今日は周辺をグルッと散歩してきました。
畑を抜けて国道へ出たら飲食店だらけで、名古屋の家より都会だ。
ボクは田舎の名古屋から都会の白馬へ来てしまったのか。