[骨の妙味 29]

“オデコ part2”です。
神戸教室、美濃教室4級コース、美濃教室5級コースで参加者さんに体験していただき、「マロ」の効果を確認しました。
短期間で大勢の皆さんに協力していただいたお陰で、同じ「マロ」でも「マロ1」「マロ2」「マロ3」では脳内の響くところに違いがあることが判りました。
目の疲れを取るのには「マロ2」が一番いいようですね。

「マロ」は眉毛に沿った、その上部にある頭蓋骨の溝のような箇所なんですが、眉毛を3分割しまして、左右内側から外側に向かい「マロ1」「マロ2」「マロ3」です。

人によって気持ちよさが違いましたが、眼球の奥までジワーッと響いてくるのは「マロ2」だとの意見が多数でした。
「マロ2」はちょうど眼球の中心から真上に位置し、押さえる指の方向を目の奥に向けることで、さらに効果が上がるようです。
ただし、押さえるといっても実際は親指の腹をそこに置いているだけであり、指の重さの”圧”のみが「マロ2」にかかっている状態です。

しかし、まだまだ究明すべきことがたくさんありますので、今後もあちこちで試してみます。
神戸や美濃の教室が12月~1月で終わってしまいますが、2月からは京都・米子・福山が始まるため、参加者さんに体験していただく予定です。

目の疲れにつきましては、他に冠状縫合に沿った頭の1、5番………名前がまだ決まってませんので、言い当て妙な名前を募集中………がとても良く効き、膨らんでしまった前頭骨の両サイド(頭蓋骨の曲がり角)にゆるみが戻ります。
目の疲れによる偏頭痛はこの部分が膨らんでいることが多く、そんな場合は頭の1、5番や、蝶形骨まわりをゆるめることもおすすめします。

中国の医学書に4千年の歴史があろうとも、人類の有史以来これほど目の疲れが激しい時代は今までに一度も無く、そういった意味では新たな対処法・治療法を見つけないことには、さらに免疫力や生命力が衰えるのではないでしょうか。

とはいえ、やはり王道は頭の2番でして、大脳の緊張をゆるめ、ストレスを抜くには頭の2番が基本です。
どういった訳か、整体教室の5級では特に重要なポイントが、頭の2番(頭部第2調律点)、頸椎2番、肩甲骨(健康骨)2番、仙骨2番でして、ぜーんぶ2番なんです。
※肩甲骨の2番とは、独自に肩甲骨を5つのエリアに区切った中心区画をそう呼んでいるだけですので、調べても出てこないと思います。

4つの2番に加え、さらにもう1つ「マロ2」がプラスされるとなると、5つの2番の総称を5級コースのサブタイトルにするのもいいかなと、どうでもいいことを真剣に考えてます。