「遷都信濃国 vol.27」

壬申の乱で天武天皇に協力したのは諏訪の金刺氏。金刺氏は諏訪大社下社(春宮・秋宮)の大祝(おおはふり)です。
一方で諏訪大社上社(前宮・本宮)の大祝は諏訪氏で、金刺氏とは敵対関係でもあると申しました。
そして金刺氏を滅ぼしたのは諏訪氏(の一部)であるとも。

「遷都信濃国」の性質上、天武天皇に協力した金刺氏に肩入れする方向で古代史をひもとく内容になりそうなものですが、そう単純な話ではございません。
そもそも上社の諏訪氏と下社の金刺氏は元々が同族のようで、諏訪の地へ進出する以前は伊那谷の、現在の飯田市あたりを本拠地としていたようです。
ちょうどその時期、飯田市界隈に前方後円墳が24基も造られていて、朝廷にとって何か利益になるモノを持っていたからこそ古墳造営を許可されたのでしょう。

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「遷都信濃国 vol.26」

だんだん天武天皇から遠ざかっているような気もしますけど、諏訪の歴史を判らずして信濃への陪都は理解できなさそうなので、しばらくは諏訪を再考します。

縄文時代の中期、日本でもっとも人口が多かったのは諏訪湖を中心とした地域だったそうです。
特に諏訪湖北側の蓼科山麓には当時の集落跡や遺跡が次から次へとわんさか見つかっていて、標高1700~1800メートルの山の中腹や山頂付近にも大勢が暮らしていました。
縄文中期は温暖な気候だったのでしょうか?
いえいえ、そんなことはなく、寒かったらしいです。
ではナゼ人々は山の中へ中へと移動したのでしょうか?

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「整体教室in福井県鯖江市」

福井教室の第1回目8月23日は夏休み中の日曜日のため、翌日24日(月)に補習日を設けました。
会場は鯖江市内の予定です。
教室の内容につきましては「数霊屋総本家」の[骨の妙味]コーナーや、イベントインフォメーションに他の教室の案内で詳しく出ていますので、そちらをご覧ください。

☆福井教室の日程。
第1回目:8月23日(日)
※第1回目補習日:8月24日(月)
第2回目:9月13日(日)
第3回目:10月4日(日)
第4回目:11月1日(日)
第5回目:11月29日(日)
※前半は3週間おき、後半は4週間おきです。
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「ニュートリノを捕まえろ! part2」

ニュートリノは物質世界と意識世界の双方とに相互作用するのか?

その前に温度についてのお話でしたね。
高温には限度がなく、岐阜県土岐市の「核融合科学研究所」では電子温度が2億度を超したといったところでpart1は終わったんでした。
(※8月4日の事故は実験による事故ではなく、工事屋さんの事故でした)
核融合科学研究所では地上にミニ太陽を作るための実験をしているため、研究者たちは太陽のプロです。
人類の中で太陽についてをもっともよく知る頭脳集団でもありますので、いろいろと質問したついでにこんなことも聞いてみました。
「ほんのわずかでも、太陽の温度が25度とか27度の可能性ってあるんですか?」

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「ニュートリノを捕まえろ! part1」

太陽内部で水素の原子核(=それは陽子)が起こす核融合によって発生するニュートリノを太陽ニュートリノと呼びます。
地球には太陽ニュートリノが1c㎡あたり(1㎝四方なので角砂糖の1面と同じぐらいの面積)、毎秒660億個も飛んできてそのまま通過していると考えられています。
もちろん夜でも太陽ニュートリノは地面の反対側から飛んできて、地球の最大幅さえ0.043秒程度で突き抜けて、ついでに寝てる人の身体も下から難なく通過して宇宙へ飛び去ります。
なので、身体全体で考えると太陽に対しての姿勢にもよりますが、毎秒毎秒150兆~300兆個ぐらいのニュートリノが人を通過していることになります。
ちなみにニュートリノは食べられません。

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「遷都信濃国 vol.25」

また諏訪へ行ってきましたが、今回は天武天皇の陪都計画についての情報はナシ。
守矢史料館で守矢氏の系図をいただけたのは収穫ですが、タケミナカタについてはますます疑問が湧いてきまして、ですからしばらくは諏訪通いが続きそうです。
それで、今回は土偶「縄文のビーナス」と「仮面の女神」のお話を少々。どちらも国宝です。
縄文時代の土偶なのでタケミナカタとも天武天皇とも直接は結びつきませんが、発掘された舞台は信濃国ですので、神話時代よりも古き時代の信濃国に想いを馳せてみます。
けど、神話時代よりも古い石器時代や縄文時代にも人は暮らしていたんだから、そもそも神話時代って何なのさ、と思いません?
先人たちに失礼ですよね。

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「蘇った”瑞鳳”の輝き」

磨いたら輝きが復活しました。
「古墳にコーフン協会」名古屋支部の会長は、そのままの風合いでいいんじゃないのっておっしゃってましたが、弥生時代当時の輝きに戻したかったので、何度も何度も磨き続けること3時間。少しずつキラキラと輝き始め、おぉ綺麗きれい。ずいぶんと輝いてきました。

今から約二千年前の製法は、まず外側の型をA面とB面に分けて作り、銅鐸表面の図柄を型の内側に刻みます。
A面とB面の型をぴったり合わせれば外側の型は完成で、次は内側の型を作るんですが、内側の型と外側の型とのすき間は狭いところだど2ミリ程度。
銅鐸の中にはもっとも薄い部分がたったの0.5ミリしかない物もあります。0.5ミリって………シャープの芯かっ!

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「我が家に銅鐸がやって来た」

銅鐸が欲しい欲しいと想い続けていたら、本当に銅鐸がやって来ました。
しかもお土産レベルの小さな物ではなく、加茂岩倉遺跡から出土した35号銅鐸の完全複製品です。
通常は博物館などでレプリカとして展示されるほど精巧な作りなので、もう嬉しすぎて夜しか眠れません。(だったら問題ないじゃねーか!)

この銅鐸、弥生時代当時の製法をすべてそのまま再現しての本格的な製品で、全高46.5㎝、最大幅25.0㎝、重量8.8㎏。
(※実物より重くなってしまったのは厚みの問題です。弥生時代の銅鐸は2ミリほどの厚さで、ベテランの職人でも真似できない技術とのこと)
名前も付けました。
命名「瑞鳳(ずいほう)」。

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「ILC(国際リニアコライダー)が明かすタマシイの素材?」

セルン(ヨーロッパ合同原子核研究機構)の巨大円形加速器LHC(ラージハドロンコライダー)がパワーアップしました。
LHCは2012年にヒッグス粒子を検出し、それが2013年にピーター・ヒッグス博士らのノーベル物理学賞授賞へとつながりましたが、実はヒッグス粒子についてはまだその実態がよく判ってないんです。
けど、ヒッグス粒子(ヒッグス場)が宇宙に存在しなければ、物質が成り立ちませんし、もし宇宙からヒッグス粒子(ヒッグス場)が消えたら、その10億分の1秒後には人間の身体も素粒子レベルまでバラバラになり、光速で宇宙空間に飛び散ることになるでしょう。

そんなヒッグス粒子を精密に測定できるILC(国際リニアコライダー)の建設予定地は日本が最有力候補に挙げられていて、そうなった場合は岩手県の北上山地(北上高地)に決定しています。
あとは予算が下りるかどうか…………

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