「諏訪古事記 番外編その2」

アナトリアの女神がミシャグチの裏山でお待ちとこのとですが、アナトリアの女神とはキュベレーのことなのでしょうか。
だとするとトルコのチャタル・ホユック遺跡で見つかった紀元前8500~7600年(今から約8000年前)ころの座像で多産豊穣のシンボル「地母神」でしょうから、えっ、土偶だ!
そうですか、土偶ですか。

諏訪市のすぐ東隣りの茅野市からは国宝に指定されている土偶「縄文のヴィーナス」と「仮面の女神」が出土しています。
「縄文のヴィーナス」は今から約5000年ほど前の、「仮面の女神」は約4000年ほど前の土偶でして、現在国宝に指定されている土偶5体のうち、2体が茅野市で見つかっているので、茅野市では市民の土偶作りが盛んです。
(他3体は北海道函館市の「空中土偶」、青森県八戸市の「合掌土偶」、山形県舟形町の「縄文の女神」)

続きを読む

「諏訪古事記 その3」

諏訪市博物館は、諏訪大社本宮入口の道路をはさんだ反対側にあります。
女性館長の専門分野は中世とのことでしたが、そんなことはかまわず古代についてあれこれ質問攻撃をしてみました。
すると館長は興味深い話をしてくださったんです。
「江戸時代の後期、各地の神社に祀られる神々に対して古事記に出てくる神々を当てはめ、次々と名前を書き換えたようです。これは信州大学の教授の説ですけれども」と。

それは信州大学人文学部の渡辺匡一准教授の説でして、その「諏訪大明神絵詞(すわだいみょうじんえことば)と建御名方」と題されたレポートが手元にあることをに先ほど気付いて、あービックリした。

続きを読む

「曼荼羅と宇宙のお話、再び」

11月21日(土)です。
6月21日の夏至に岐阜で開催した「曼荼羅と宇宙のお話」ですが、ちょうど5ヶ月ぶりに再び岐阜で開催されることになりました。
ということは、神戸からあの”さかいゆきこ”さんがやって来るわけで、前回参加できなかった人は是非ともご参加ください。めちゃくちゃ楽しいです。
そしてこんな曼荼羅を皆さんに描いていただきます。
(写真………深田初作品)

続きを読む

「神岡は高天原」

まるでボクがノーベル賞を受賞したようなお祝いメールがたくさん届きまして、ありがとうございます。
ニュートリノとスーパーカミオカンデに魅せられ、それらをスピリチュアルと結びつけたり(遷都高天原)、μニュートリノを名乗ってスーパーカミオカンデTシャツを着続けてきたので、お祝いメールやお酒をいただくことができました。
スーパーカミオカンデのプリントは、Tシャツやブルゾン、それにカバン等の合計が50枚を超えてますが、すでに第8弾の計画を練っています。

スーパーカミオカンデは神岡鉱山の地下深くにあり、神岡の町は国道41号線沿いにあるため、個人的に国道41号線を「ノーベル賞街道」と呼んでいます。
そのことについては各地の講演会でもお話ししてまいりましたし、「遷都高天原」の71ページにも関連したことを書きました。
ところが本日夕方の全国ニュースで国道41号線が「ノーベル街道」と呼ばれています、って。

続きを読む

「祝、ニュートリノ振動」

ニュートリノ振動のノーベル物理学賞受賞、おめでとうございます。
そろそろニュートリノ関係が受賞すると思ってましたので、自称スーパーカミオカンデ親衛隊隊長として、今夜はお祝いです。
ちょうどスーパーカミオカンデTシャツの第7弾も完成したところでしたので、あぁめでたいメデタイ御目出度い。

続きを読む

「諏訪古事記 番外編その1」

もう神事はやらなくていいと思ってましたし、やらないつもりでした。
やりたい人がたくさんいるから、その人たちにやってもらえばいいじゃんか、って。

アナトリアの女神が諏訪の山で待っているそうで、ミシャグチの裏山だとか。
尖った大きな磐座のようで、真澄と蜂蜜その他を持っていくようにって。
真澄は諏訪のお酒じゃんか。
磐座って、どこだろう。
諏訪には名のある磐座があくさんあるけど、ミシャグチの裏山ってことは小袋(おふくろ)石か、それとも守屋山?
あれ、思い出した。あれはもう7年も前のことなのに、まだ生きた話なのか?

諏訪のうみ

めぐりめぐりてナニ思う…………

続きを読む

「大阪整体教室」のご案内(10/6 21:26 更新)

大阪です。
他の地域だとアホくさいオヤジギャグを言っても、皆さんやさしいので面白いフリをして笑っていただけるんですが、大阪の場合そうはいきません。
話にオチがなくてもダメ。
ですから大阪でギャグを言うときにはヒネリを加えなければならず、お陰様で鍛えていただいております。
大阪人の肩甲骨は他の地域の人と違いがあるのでしょうか?

さて、今回の教室は5級コースですからまったくの初心者さんでも心配なく参加していただけます。
主なポイントは肩甲骨(健康骨)の可動性、大脳の緊張緩和、目の疲れへの対処や眠りの質の向上などになります。
詳しくは「骨の妙味」コーナーをご覧ください。

続きを読む

「諏訪古事記 その2」

東京からメールが来ました。今回は短いです。
「あわのすわ(阿波の諏訪)」
それだけ。
そして次も短かった。
「そそうの神よ  これ如何に」
短いのは助かりますけど、ナニ言ってんでしょう?

このようなファクシミリやメールは今まで何百回とありましたが、こちらの頭が悪いので理解するまでに数年かかります。

「すすきの穂
たずさえ参れよ  諏訪の地へ
長き時空の旅の果て
いよよ始むる和睦の神事
…………」
(「弥栄三次元」317ページ)これなんて2008年に受け取っていますが、今になってやっと理解できたこともありまして、だとしたらまだ理解できてないこともあるはずだから、深く理解する前に死んでしまうことでしょう。ご臨終です。さようなら。

続きを読む