真中大柱大神(まなかおおはしらのおおかみ)

「遷都高天原」では白山中居神社で言納が受けたことにしました。
老婆の姿で現れた真中大柱大神。
日本の中心の大柱は女性性のミハタラキなのでしょうか。
大昔からそうなのか、途中でそうなったのかは判りませんし、男女のペアで存在しているところを、今回は老婆だけが現れたのか。

国として

何を望むか日の民よ

自国の幸か  自国の富か

他国を圧する国力か

望みしものを手に入れて

魂(たま)の底まで安寧(あんねい)か

魂は満たされ平安か

自国のみ

満たさるればそれでよし

今の今まで人々は

己れの快を追い求め

乱狂の世をつくりたる

まこと切なきことなるのう

日之本よ

いまだ明けぬるこの闇を

このまま放りておけぬはのう

国として

独立したらばそれぞれに

志すことありてこそ

そを忘るるな  日の民よ

平安を

望みし人よ  日の民よ

いかで世界を成り立たせるか

己れのお胸に手をあてて

ひととき己が目を閉じてみよ

国として

何成すべきか  今ここで

己れの魂に耳澄ませ

しかと聞くべき時  来たり

このまま放りておけぬはのう、ということは、介入するぞとのことなのでしょう。
大きな災いにても変われぬのならば、さらに大きな災いが…………
それは困ります。
苦しむのはいつの世にても社会的な弱者なのですから。