[骨の妙味 39]

最近ではストレスや眠りの質の悪さによる頭蓋骨表面のブヨブヨが、10代20代の若い人にも増えてきています。
骨の歪みや骨の相は…………人相や手相でその人を判断したり未来を占ったりするように、骨にも相がありまして、”骨相”と言います…………それが相当に悪い状態でなければその人の個性になるわけで、歪みがあるからといっても決して悪いことばかりではありません。

ですが頭蓋骨表面のブヨブヨについては、硬いモノに頭をぶつけたとき衝撃がブヨブヨに吸収されて痛みが和らぐかもしれないこと以外にいいことなど何もなく、絶対に消してあげるべきですし、放っておくと将来的に大きな問題が出てくるでしょう。
いや、すでに大きな問題があるからブヨブヨになるわけで、そいつは小籠包で散らします。

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[骨の妙味 38]

フチ・ヘリの続きです。
仙骨のフチは当然ながら、お尻の横側からしか触れません。
ではどこで触るかなんですが、手は使わずにカカトをフル活用します。
相手をうつ伏せで寝せ、ゆるめる仙骨側のヒザを曲げて外側に倒し…………無理だ、言葉だけでは説明できない。
5級クラスで習うお尻の筋肉のゆるめ方がそれなんですが、相手の仙骨を横側から蹴り出すような感じでカカトをゆっくり押しつけます。けっして蹴ってはいけません。ゆっくりジワーッと押しつけるんです。

それで押しつけたまま少しずつ移動させるんですが、カカトで押さえるのがむつかしければ手でゲンコツをつくり、仙骨のフチに押しあてても大丈夫です。このとき指で直接触ることはやめてください。疲れすぎますので。

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「遷都信濃国 vol.21」

諏訪はナゾが多く、いや諏訪もナゾが多く、古事記に書かれているようなタケミナカタが追われて逃げてきたのが「諏訪」で、やっと諏訪の歴史が始まったように考えるのは、それまでの諏訪や信濃国の歴史に対する冒涜でしょう。
そもそもタケミナカタがタケミカヅチ(まぎらわしい名前だ。わざと混乱をまねくために創作された名前としか思えない)とやらに追われて逃げた”負け犬”ならば、島津藩が戦(いくさ)の守護神にタケミナカタを選ぶわけがなかろうに、マカローニ、そうだろうに。
現在でも鹿児島には南方(ミナミカタ・ミナンカタ)神社がいくつかあり、諏訪のタケミナカタが祀られています。
ということは、知っていたんでしょうね、明治以前は、諏訪の力の偉大さを。

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「舩井フォーラム2015」

あれっ、どうして”舩井”なんでしょう。会社名は”船井”なのに。まぁいいや。

10月17日の話ですからずいぶんと先になります。
基本的にはお断りしているイベント参加ですが、高知県のアースキーパー水晶ピーちゃんのパパからの依頼であり、しかも52歳の誕生日の記念講演にしますとも言われ、地球暦の杉山開知さんも出演されるので参加させていただきます。

「舩井フォーラム2015」の案内はこんな感じで紹介されているはずです。
内容は数霊の基礎講座ですので、初めての人向けになります。
すぐ後にお話しされる地球暦の杉山開知さんも続けて参加していただければ、より楽しくなると思いますし、開知ソングの”二十四節季のうた”なんかも聴けるかもしれません。

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[骨の妙味 37]

骨のフチ(縁)のお話です。「縁」はヘリとも読みますので、フチ・ヘリ、どちらでもいいです。
とはいっても背骨の話ではなく、かといって腕や足の長ーい骨でもなく、フチ・へりがある平ぺったい部分を持つ骨です。
ということは肩甲骨・仙骨・腸骨・胸骨・頭蓋骨などがそれになります。
これらの骨のフチが………おにぎりせんべいを食べるとき、フチを持ちますでしょ。
ポテトチップスでも同じで、親指と人差し指でフチを持ちますよね。そのフチの部分がけっこうポイントなんです。
肩甲骨は肩こりや背中の張り、仙骨は腰痛や腰の重み、腸骨は部分によって腎臓のハタラキなど、胸骨上端のフチはノド関係全般、頭蓋骨については眼球がはまっている穴、その穴を「眼窩(がんか)」といいますが、眼窩のフチは目の疲れ、ついでに頭蓋骨の頬骨(きょうこつ)部分のフチ。

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「すみませーん、銅鐸くださーい」

古墳時代の訪れとともに衰退していった銅鐸文化に、ニギハヤヒ尊を重ねずにいられないのは勝手な希望的観測でしょうか?
ニギハヤヒ尊が鳴らしていた銅鐸なんかが残っていれば、オークションでいくらが付くことか…………

銅鐸といえば39個が出土した島根県雲南市の加茂岩倉遺跡を思い浮かべますが、加茂岩倉の銅鐸は初期のものなのでサイズは小型ばかりです。
ということは、”聞く(鳴らす)銅鐸”として使われていたのでしょう。
加茂岩倉遺跡は、銅剣358本が出土した荒神谷遺跡から直線だと3㎞程度の距離にあります。

加茂岩倉遺跡に次いで出土数が多いのは滋賀県野洲(やす)市の大岩山で、24個が出ています。
こちらは後期のものなのでとにかくデカイです。

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「遷都信濃国 vol.20」

まず初めに訂正させていただくことがあります。
このコーナーは天武天皇が遷都先にナゼ信濃国を選んだのか、その真相を探るためにスタートしました。どうして信濃の国に遷都しなきゃならないんだ、と。
ですが、天武天皇がおこなおうとしていたのは「遷都」ではなく、信濃を「陪都(ばいと)」とすることでした。信濃でバイトをするのではありません。それに天武天皇はバイトする必要などないでしょうから。

「陪都」とは?
都を1箇所だけに置くのではなく、首都以外に設けた都市が「陪都」でして、第2・第3の都のです。「陪都」はあるのかアルバイト。
天武天皇は唐の復都制に倣って、飛鳥以外にも都を置こうとしていたのです。多分たくさんのアルバイトを雇って。
ですからタイトルも「陪都信濃国」が正しいのですが、そこは変更せずにこのままいきます。

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「芸術古墳」

昨年10月ごろに古代史の探求を神社伝承から考古学に切り替え、各地の古墳・遺跡や博物館で学芸員に質問攻撃をしてきました。
博物館で面白かったのは埼玉県の埼玉(さきたま)古墳群のさきたま史跡の博物館、滋賀県の銅鐸博物館と安土城考古博物館、出雲の古代出雲歴史博物館と出雲弥生の森博物館、長野県の塩尻市立平出博物館と松本市立考古博物館、兵庫県加古川市の文化センター内博物館、奈良県の…………キリがありません。

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「宇宙のお話と宇宙曼荼羅」

6月の「曼荼羅教室と宇宙のお話」における宇宙のお話は、こんな写真を見ながら進めてまいります。
ただし、内容は”ちゃんとした”天文学のお話ですので、スピリチュアル的宇宙情報はいっさいありません。
この写真は宇宙空間に画かれた曼荼羅と呼ぶにふさわしく、曼荼羅教室で皆さんが画く曼荼羅とはとてもよく似てます。
神秘的な宇宙のお話をたっぷりいたしますので、ぜひご参加ください。

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「整体教室in岐阜」

主婦のための”家族にしてあげられる整体教室”が岐阜県岐阜市で新たに始まります。
今回は初心者向けの5級クラスですので、まったく経験がなくても心配いりません。
5日間のコースが終了するころには、ご主人の肩こり・息子のぜんそく・娘の生理不順・お友達のめまいなどに対処できるようになっていると思います。

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