古墳時代の訪れとともに衰退していった銅鐸文化に、ニギハヤヒ尊を重ねずにいられないのは勝手な希望的観測でしょうか?
ニギハヤヒ尊が鳴らしていた銅鐸なんかが残っていれば、オークションでいくらが付くことか…………
銅鐸といえば39個が出土した島根県雲南市の加茂岩倉遺跡を思い浮かべますが、加茂岩倉の銅鐸は初期のものなのでサイズは小型ばかりです。
ということは、”聞く(鳴らす)銅鐸”として使われていたのでしょう。
加茂岩倉遺跡は、銅剣358本が出土した荒神谷遺跡から直線だと3㎞程度の距離にあります。
加茂岩倉遺跡に次いで出土数が多いのは滋賀県野洲(やす)市の大岩山で、24個が出ています。
こちらは後期のものなのでとにかくデカイです。