草刈りの日々

今年も雑草と格闘する季節がやってまいりましたね。
6~7年前、知らずにミントを直植えしてしまったら家のまわりをミント星人に支配されてしまいました。
それからというものミント星人の根を断ち切るための戦いが何年も続き、ようやく勝利宣言を出した今年はスギナが大挙として襲来。一難去ってもまた恐怖の日々。やれやれ。
なるべく除草剤は使いたくないし、ヤマモミジの足元をかためる苔(写真:1)は枯らしたくないのでホームセンターで次から次へと買ってきました。対スギナ対策だけでなく、あらゆる雑草をやっつけるべく道具(写真:2)を。

一番右の棒は諏訪でオンバシラを曳行する際にオンバシラの向きを変える梃子棒ですが、これもときには役立つんです。
なにしろ、我が家の南側には雑草天国が広がってまして(写真:3)、ここはもう何ともならないのでノルマとして1日に30本ずつの雑草を抜いています。

それでもこの写真は憎々しいタデ科のギシギシやスイバをほとんど引っこ抜いたあとなので、何となく「大草原の小さな家」みたいでしょ。
するとハチはローラってことになりますか。

ところで、もし人類が植物と戦うことになってしまったらどうなるかを計算しましたが、人類に勝ち目はありませんでした。
まず、人口を70億人として、1人あたりの平均体重を子供や飢餓が続く国々の人も含めて57㎏で計算してみましょう。なんで57㎏かというと、計算上とても都合がいいからです。
70億人×57㎏=3990億㎏
単位をトンにすれば約4億トンです。
一方で地球上に存在する植物の重さは、なんと約1兆~2兆トン!
つまり、人類の重さの2500~5000倍もあるんです。
となると、1人が戦う植物は約142~285トンにもなり、とても相手できる量ではないでしょう。
人類は火を使うことができます。それにチェーンソーや劇薬も持っています。
もしそれらを武器にして植物を全滅させたところで、植物がなければ人類はすぐに滅びますし、人類が滅んだ翌年あたりには死滅したはずの植物が次々と新しい芽を出し、結局は植物の勝ちーっ、てことです。
なので今後は草抜きも謙虚にやります。

“植物”って数霊では「146」になりまして、この数霊は他に”真:善:美”とか”理解力”、それに”正念場”などがそうで、なんだか心の奥深くに突き刺さる数霊ですね。