ビックリしました。
オリンピックの閉会式を観ていたら、ナントまぁあの佐藤健作さんが登場されたので、食べてた枝豆を吹き出してしまいました。
佐藤健作さんは “和太鼓に選ばれた男” としてその世界では超有名な人なんですが、2010年10月10日に戸隠で開催された
「天地大神祭(あめつちだいしんさい)
~古きの神々への祝福~」
に出演していただいてるんです。
どうしてそんなスゴい人がお前のイベントに出演したのか、って?
それはですねぇ……………
「天地大神祭」のサブタイトルは「~古きの神々への祝福~」なので、古き神々=太古の神々に想いを伝えるため、どうしても太鼓を叩く人に参加していただきたかったんです。
それで戸隠蕎麦の名店仁王門屋さんに相談したところ、和太鼓だったら戸隠にスゴい人がいますよ、って。
なので仁王門屋さんのご主人から佐藤健作さんへ話を伝えてもらったんですが、はたしてそんなスゴい人がボクのイベントに出てくれるのだろうか?
けど、返事はOKでした。
仁王門屋さんいわく、なんでも奥様が数霊の読者だったそうで、ボクからの依頼を伝えたら、そんなスゴい人のイベントに出演させてもらってもいいんですか?って。
いいに決まってるし、ボクは何もスゴくないし。
その後、打ち合わせのため戸隠で初めてお会いしたときに稽古場へ連れていっていただいたんですが、そこにあったのが(ちゃんと叩くことが可能な)日本一の大きな太鼓「不二」でした。正確には個人所有としては世界最大の太鼓でして、世の中にあるデカい太鼓は実際に叩けないものが多いそうです。
ボクも叩かせていただきましたよ、その「不二」を。
ちなみに、佐藤健作さんは数霊シリーズ「時空間日和」に”和太鼓に選ばれた男”として登場していただいています。
で、オリンピックの閉会式なんですが
「もったいない時間の使い方だなぁ、間延びしてるし。それに参加者はぜったいに退屈してるぜ」
って、プロデューサーをやや否定的に観ていたところ、巨大な和太鼓が画面に映り、登場したのが佐藤健作さんでした。あぁビックリした。
仁王門屋さんへメールしたところ、佐藤さんは大きな公演の前には必ず蕎麦を食べに来るそうで、実は閉会式の前にも来店されていたんだそうなんです。
けど、閉会式のことは何もおっしゃってなかったらしく、仁王門屋さんもテレビで観て驚いていたんですって。
きっとJOCからは出演することを絶対に誰にも言わないでくれと要請されていたのでしょうね。
それで本当に言わない佐藤さんはやっぱりスゴいんですが、閉会式については間延びの時間帯といい、佐藤さんの技術がまったく活かされてない演出といい、不満だらけでした。
コロナ騒動中なので演出に対しても制約は多いと思いますが、開会式が質素すぎて安っぽく退屈な演出だったので、せめて閉会式は参加者がもっと楽しめるようなものにしてほしかった。