日々是白馬村 part 2

引っ越しは8月31日でしたが9月1日を移住初日とすると、5日目の今日からはしばらく曇り空が多くなるようです。
昨日あたりにやっと荷物の片付けが終わり、ハチの面倒をみてくれていた健太も白馬駅から国鉄で名古屋へ帰っていきました。
健太は、ハチが引っ越しで4時間の移動に耐えられるかが心配だったことと、ボクがあちこち生活必需品の買い出しに行っている間はハチの世話をしてくれてまして、小学生のころは毎年必ず夏休みも冬休みも訪れていた白馬の地が心地良かったのか、4泊もしてくれて助かりました。
名古屋へ帰った夜に来たメールでは、こっちはムシ暑くて気持ち悪いし、空気が臭い、ですって。白馬村に5日間いればそうなるは仕方ないかも。
というわけで、実質的には移住5日目の本日から人生の最終章がスタートです。

ハチの散歩でアパートを出るとすぐに北アルプスが目の前に広がり、200メートルも進めばこんな感じです。
この位置からだと正面の八方尾根スキー場は木に隠れてしまってますが、その右手(北側)には白馬三山が。3つのピークは左から白馬鑓ケ岳(はくばやりがたけ)・杓子岳(しゃくしだけ)・白馬岳(しろうまだけ)で、雄大な姿を見せてくれますし(写真 1)、スキー場の左手(南側)には五竜岳が鋭くそびえています(写真 2)。

さらに300メートルほど先へ行けばもう目の前は八方尾根スキー場で(写真 3)、ジャンプ台も見えます。長野オリンピックで船木選手たちが日の丸飛行隊を復活させたあのジャンプ台です。熱気球も浮かんでました。そうだ、健太が小学生のころ一緒にあの気球に乗ったんだっけ。

これらの写真は移住3日目のものですが、昨日(移住4日目)の夕方、初めての田んぼ道をハチとトボトボ歩いていました。
ハチは後ろ足のヒザを痛めていて、触ると怒るのでなかなか治させてくれず歯がゆいんですが、そんなハチの後ろ足の様子を気にしつつ何気なく視線を上げたら視界に白馬三山が飛び込んできました。
それで、ほんの一瞬だけですが、
ん?、何?、なんで?
と、戸惑ってしまったんです。引っ越したのを忘れてました。
ですが次の瞬間には我れに返ると嬉しくなってしまい、ハチを連れて健太とスーパーへ買い物に出掛けました。白馬村なのに新鮮なお刺身もあり、しかも夕方なので半額シールが!

今では白馬村も夏の昼間は暑くなってしまい、なので日中は避けつつ毎日毎日4~5回はハチと散歩してます。しばらく仕事はできそうにありません。