ニュートリノ振動

NHKでニュートリノ振動についての短い特集をしていましたが、あれじゃあ判んないでしょ、何のことか。

ニュートリノ振動については1998年に戸塚教授らが確認していて、このコーナーでも“スーパーカミオカンデ”のタイトルで書きました。

東大数物連携宇宙研究機構の村山斉(ひとし)教授が、物質と反物質が対消滅する話をされていましたが、それとニュートリノ振動がどう関係するのかは出てきませんでしたね。

物質と反物質の数に違いが出て、物質だけが残ったことで星や生物が誕生したわけですが、それを“CP対称性の破れ”と申しましす。

その破れを説明したのが小林誠・益川敏英両教授で、それまでは3種類しか見つかってなかったクォークを6種類あるとして、2008年にノーベル物理学賞を受賞されました。

けど、ニュースで説明するのは無理でしょうね。
アップクォーク、ダウンクォーク、ストレンジクォークに加え、発見されてないチャームクォーク、トップクォーク、ボトムクォークを持ち出して説明した理論なんて。

しかもクォークは電荷がプラスかマイナスかではなくて、アップとチャームとトップはプラス3分の2。
ダウンとストレンジとボトムはマイナス3分の1。

おいおい、電池でもプラスかマイナスかは“1か0か”とか“白か黒か”と同じはずなのに、なんだよプラス3分の2とかマイナス3分の1って。

あの人は男性ですか、それとも女性ですか?
はい、プラス3分の2は女性です。
はるな愛かって。

あの人は生きていますか、それとも死んでいますか?
はい、マイナス3分の1生きています。
なんじゃ、それ。

こんな説明が一般のニュースじゃ、できるわけないね。
ですからあのニュースは、ニュートリノという言葉とスーパーカミオカンデの姿が全国に流れただけでヨシとします。

以前から繰り返していますが、宇宙の法則は素粒子の振る舞いによって成り立っているため、素粒子が判れば神が判るわけで、その鍵を握る素粒子こそがニュートリノなんです。
ヒッグスじゃないよ。

説明は他でもしたので省きますが、(20)13年8月13日は“イザヤイザ”の日で、同時にスーパーカミオカンデの日でもあるため、メチャクチャ楽しみにしています。

スピリチュアルサイエンスは、ニュートリノをはじめとする素粒子の振る舞いに、人の意識はどれだけ影響を与えることができるか?

人の意識についてを“念”とか“波動”といいますが、量子力学では光を波とはせずに粒子と考ええます。
フォトンと呼ぶんですが、フォトンベルトはまったく関係ありません。

同じように、人の意識は素粒子化するのか?
ならば、極論ですが、悪霊も神も“生みの親”は人の意識であることが説明できるわけで、しかも物質界のほうがエネルギーが高いので、本当に力があるのは………
それについてはスピリチュアルサイエンスで、E=mc2乗をつかって説明します。

そろそろ原稿を書き始めようかと思っていますが、また700枚書くとなると、書き始める前の覚悟がなぁ。

スピリチュアルサイエンス講演、受け付けていますが、平均で3割は途中で寝てしまい、後ろの方の女性は眠り率が7割を越えるので、25人以下の会場でお願いします。

問題。
宇宙全体の重さは観測できる範囲だと、何㎏でしょうか?
これは難しいですね。問題を変えます。

地球上に存在する植物の総重量は、人間の総重量の何倍ぐらいでしょうか?

μニュートリノ418